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宝くじ、買ってないけど当たりたい ほんとはもっとたくさん寝たい
7
かわいそう? 餌になっても言えんのか 生きるもの皆 必死なんだよ。
19
見るともなく見ていた遠い窓の灯の消えて私もそろそろ寝るか
12
いつも通り寝逃げした私の情 察した
驟雨
(
しゅうう
)
が咆哮する
7
電線のスズメをぜんぶ奏でたらラフマニノフが聴こえるだろう
18
一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
45
漆黒の 丘の稜線 なぞりつつ 月の輪の凛と 今現れぬ
27
冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
32
サビの入りを二回間違えた君は思ったより笑ってた
7
風と言う 獣の咆哮 低く流る
夜
(
よ
)
の為に甘き ワイン買い置く
21
ヒリヒリと痛む寒さの帰り道あまりにクリアな星に驚く
37
寒い日は アクアパッツァ 魚好き 君のうんちく 素敵な味付け
21
どこへでも出せる精鋭?三十首
11
月
11
(
イイ
)
日と信じて
清
(
すが
)
しくマスへ
15
北風が 体を冷やす 晩秋に 祖母のすいとん 蘇える味
28
入り口を探すも八苦スクロール 苛立ち調整「年末調整」
13
買い溜めのビールが全部なくなったもうこれからは
お湯割り一択
(
梅入り焼酎
)
7
水瓶座 探してたのに いつのまに 今日の占い 魚座をさがす
6
思い立ち電話の向こう寝込む
娘
(
こ
)
に行けぬもどかし心は募る
21
いつだって 年下の彼が 背伸びして キスの時だけ 私が背伸び
6
こんなにも小さき国に季のふたつ 南に野分 北には雪と
30
夜も更け テラスで星を 眺めつつ 珈琲片手に 波の音聞く
24
月曜日 右手に包帯 巻いて行く お前も見たの? お前らもかよ
4
昼休み空を見上げて伸びをする守衛さんへともみじ葉の降る
30
誰よりも早くコタツにもぐりこみ寝息をたてる猫をなでたり
20
窓を
開
(
あ
)
けレモンソーダの泡が立つ酸っぱい顔で笑い出す夏
10
紅葉が一気に進む寒さかな 母のもとには あったかスープ
24
殺すぞ、と言った眩しい君の目が私を見なくなるそれまでに
2
シャガールの青のような歌が詠みたいそれがなんだかわからぬとしても
9
鴨川のもみじの赤と清き水きょう手術日を決めてきました
19
こっそりと ストーリーズを 恋文に バイバイのあとに 載せた髭ダン
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