この雨がふいに桜を写すとき いつも見上げたあなたを思い
11
病み疲れ 買い物さえも ふらついて 不機嫌になる 面会謝絶
4
髪伸びた夢を見たため髪伸ばす決意固まりいずれほどける
6
5類でも なんだかコロナ 後遺症 全身痛に 洟の流失
4
コロナから 回復途中 ふざけたら うるさいなあと きつく怒鳴られ
4
漢和辞書ひきひき歌を今日も読む うたかたに来て脳トレ三昧
28
昼休み ウキウキ見るも今は無き 猫の鳴き声 響く新宿
7
いつの間に肝っ玉母さんになったよ 三児の母は我が目にまぶしく
51
ニャアと鳴く 古株の我が パートナーくん 新たな家族に 先輩風
7
閃きが 雲の割れ目に 金を継ぐ 稲妻となりて 彼の地に嫁ぐ
6
目に見えぬ 真相などは 横に置き 良きに計らえ 「吾」象徴ぞ ※ 主に政治家
12
年少の見知らぬ少女がジャージはき寝床に闖入する夢を見た
10
非接触 本質などは 分からずに 「嘘の真実 世を治めたる」Round goes the fake news
14
春鬱はるうつ頓服くすりねむりにちてゆくそれでも まねばみずかとむら
37
春の宵 霞かかりて  朧月  薄墨の空 月影透かし 桜舞い散り しず心  
7
雨上がる青は果てなく高く在る明日の朝には新しい名を
16
春盛り 日差し浴びて まどろみて  桜散る影に 葉桜映える 夏来たる
6
閉店 蛍の光 流れても まだ終われない 俺は店員
5
いつのまに おとなになった ウイスキー ハイボールより ロックが美味い
11
Nostalgie de la boue 早く毒が回るようにダイブせよ浜松市
5
澄む空の 風に揉まれて 葉桜よ 願はくばまた 街に薫れと
11
指輪という 文字に"ルビー"と ルビをふる ルビーの指輪は 別れの歌よ
5
ぼんやりと空仰ぐには暑すぎる 春の顔した夏の眼差し
15
とりあえず番犬だけど 人間はみな善良と信じてる
39
木を枯らす烏烏烏 川鵜・椋鳥カワウ・ムクドリ 糞被害フン(ヒ)ガイ 街の人らも まあ困り顔 (否 🤬 憤慨フンガイしてる )
14
書くことも 読むことすらも 遠ざかり 私の文字は 未だ汚い
20
花曇り 灰のキャンバスが淋しそう 紅の絵の具をあなたに落として
12
待ってたが一斉開花肩透かし桜咲き初め梅の散る散る
23
杜若かきつばた 躑躅つつじ 蒲公英たんぽぽ 不条理の漢字あれども歌楽しけれ
17
猫さんが隙見て狙う母さんの介護食椀攻防の昼食ひる
25