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豪雪で家に籠もりて幾日か 食料尽きかけ いざ買い出しへ
22
蒸し料理 時短で美味で 凝ってます さすがに毎日はと夫が言う
6
母の
駆
(
か
)
る 軽に乗せられ
幾星霜
(
いくせいそう
)
ハンドルの指
燻
(
くゆ
)
らす
紫煙
(
しえん
)
9
本開く立って歩いて読み進め壊れてしまった夜の平穏
6
ゆずれない避けたい事と望む事今は何だろ票の行方に
27
ああそんなやさしく笑わないでくれぼくは仔犬になってしまうよ
23
息をするかのように歌詠みたれば
吃逆
(
しゃっくり
)
なども華となるかは
17
雪の中 開いた花もあるからと ほざく輩は温室育ち
8
月食を見れないきみに月食の写真送ってるベランダ、風の
7
ストーブと 猫とカフェオレ ホッと一息 部屋から眺める 凍てつく景色
10
そうきたか 番狂わせの人生に 笑う俺こそ
最強
(
スーパー
)
主人公
(
ヒーロー
)
8
朝の土曜二階の音で目覚めればどうやら掃除機買い替えた音
30
あめだまとバンドエイドをおまもりに生きていく なにか欠けたままでも
9
会えなくて抽象的になってゆく 気持ちも声も思い出さえも。
11
頬染める君に捧げよ 雪溶けに溜まる水こそ『虹』の光らむ
18
泳いでる 時の名前は テラピアだった お店に出たら タイに変わった
3
新下剤 身体に合うか合わせるか 初日黒星さて二日目は
15
七十になりましたかと尋ねられ八十一とすぐには言えず
19
俺が言う 息子の意味と ヤツが言う ムスコの意味が 違うのに気付く
4
バンザイと訳のわからぬ解散よ 庶民の労苦ただ残しおり
16
名前なき感情の揺れは時経てば日常会話もできるくらいに
33
「10分だけ」思って ひざに乗せている ひとより高き ねこの体温
29
くもり空 ねこが おそとをながめてる コートにマフラー カイロもいるか
22
恋人の聖地の瑞穂ハイランドハート南京錠プロポーズ
20
晴れ空に老若男女集う日の美よ美のままであれ航空祭
17
祭り也吾が屋根の上をすれすれに轟音立てて飛行機の飛ぶ
12
闘鶏の如き心は捨てがたし我は我なり彼は彼なり
10
闘鶏の如き心を持ちており穏やかに語る人に恥ずかし
6
東京の春の心地を胸に抱き氷点下八度の暮らしに戻る
32
数日間 スイーツ我慢 したものの こらえきれずに ドーナツビッフェ
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