前をゆく背の高き人と手を繋ぐ子らは家族の波のゆらめき
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白波のなかでふたりはしんでいた、捨てられてしまったビニールみたいに
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愛すると 愛されるでは比がちがう 反比例する 深まるほどに
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二文字ふたもじでいいのに人は長々と話してなにも伝えられない
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急行と止まらぬ駅に待つ人のような出会いとようなお別れ
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現地にてリーダー拾い呑みに行く 団体戦だ!弱かったけど
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金沢へ男四人の珍道中 昔みたいにはしゃぐおじさん
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行きたいな北海道に 叶わねば北国味噌のラーメン食べる
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ヒトなんて 星の数ほどいるけどさ あなたは一人 一番星だね
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「出会い」って 奇跡と思う でも「別れ」 運命なんて 思いたくない
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似た顔を見つけるたびに涙する 星の数ほど涙流した
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私にもモテ期はあったそれだけど 彼にモテたいモテ期はいらない
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クリスマス高層ビルで素敵ディナー 気のない人と気のあるふりして
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待ち時間長き人らはじっと待つ 吾は歌詠む時間に当てる
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快晴で風も爽やかこんな日に 診察時間1時間遅れ
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五月雨は緑色して降り止まず 泣き出しそうな君を見つめる
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サンフランシスコの空と海と橋 絵葉書の中吸い込まれた日
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ミンティアを 放り込むとき 見えた青空そら キョウチクトウの 花はくれない
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ブランコが 無くなっていく 公園で 子供は何して 遊ぶのだろう?
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めました騒ぐスマホをそういえば朝方の地震ラジオで聞いて
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風の道教えるように電線は家並みを抜けるその先の空
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愛されて いると知れたしよかったよ 幸せな笑顔かお してるんだろな
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道東の地震多発地に住みしこと思い出させる今朝のニュースは
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度度の不意を憑かれる大地震おおなえの瞬時のニュースに足元震う
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クローバーの香りにふっと思いだす ながいはなわを、編んだ原っぱ
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君はゆう 私いないの慣れてくれ。 太陽を失った 草でも枯れるよ
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現し世で隣り合わない生たちをより合わせるのが花束なのだ
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時計割れても昇る朝日が恨めしく布団に入りて見ないふりする
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家揺れて壁掛け時計落ちて割れガラス飛び散り夜が明けていく
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眠れない夜にこぼしたせきひとつ澄んだ音色は誰も知らない
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