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富裕層 日本訪れ 再発見 失われゆく 田園の美を
1
恐怖から 両目を覆う優しい手 口付けようか 牙を立てるか
2
情報に 視点を変える 試みよ 別の景色が 広がる世界
1
あれをサボり これを延期し どうしても 生きることだけ サボれないから
11
点々と ねこが落ちてる フローリング 踏まないように 抜き足差し足
7
頼むから もういなくなって 俺を喰う 黒い俺
(
おまえ
)
これでいいから
8
暑い中くしゃみが止まらず気がつけば処暑のさなか秋の入り口
5
画面酔い ゲーム進まず 小休止 好きだけども身体追いつかず
2
一期だけ見たアニメの完結みたいだ 元彼の「結婚した」は
6
独りでも生きられるよう修業する花嫁修業よりも気楽に
8
オンラインゲームの声が
弾
(
はず
)
んでる
鬱
(
うつ
)
で療養中大切な
息子
(
キミ
)
9
あたらしい道を選んで繋ぐ手でキリトリ線は見えなくなった
5
葦
(
あし
)
の根の
夜
(
よう
)
さりつ
方
(
かた
)
秋蟲
(
あきむし
)
は いづへともなく
集
(
すだ
)
きけるかも
2
ゆびさきを針刺すたびに握りしめ赤いビーズを生やしてしまう
5
肺胞に幽かな針と分け入ってきみのことばを分かってみたい
2
秒針を追い越せぬまま凡百の選手の夏がさきほど終わる
3
朝涼を裂いて同志はテラスへと
Ω
カーブを駆け抜けてゆく
1
針ひとつボーダー柄のゆかに落ちその値へと近付いていく
1
金剛の針を落として眼をつむり円かな声を聴く皐月闇
1
草葉にはまだ置きあへぬ白露の袖に宿借る秋は来にけり
4
つきまとう 見えない敵は 隣にいる 振り返らずに 空を見上げる
4
夕陽から巨大な白き翼伸べ我らを知らぬままとけてゆく
5
キミだけの 扉を開き 進んでく その背は強い 気持ちが滲む
3
別れ際 窓際君は 何を見る 君の心に 僕はいるのか
5
「ここにいる」って叫んでも届かない 君の瞳はあの子のもので
3
水茄子を まだ食べ慣れぬ こうべっこ よく見りゃ地元にも売っていたっけ
3
毎土曜 あのエンディングを聴くたびに 闇がつつかれ ざわっとするよ
1
憧れるは現代美術 誰もが私をなんとなく理解してほしい
1
ポロシャツに心臓の孤を描く 人を変えるより自分変える方がラク
2
次のとこ 猫の引越し
我
(
わ
)
が布団 ひと足先に 夏が終わった
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