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覚えてるよ 君が覚えてないことも 鮮度の低いこの備忘録
5
春の乱 汗をかきかき 散歩して 桜ながめて アイスを食べる
6
待ってたよ!思わず声が出てしまう
貴女
(
あなた
)
の
短歌
(
うた
)
が大好きだから
12
やはらかな小風たゆたう山門のしだれ桜に君想う午後
8
頑なな蕾が一夜でほどけ咲く 人の心もこうであったら
14
いつだって自分に騙され生きている 作り笑顔の
A
P
R
I
L
F
O
O
L
10
せっかくの プラネタリウムの ワクワクが ウトウトになる 夫婦の休日
17
右廊・三菱油彩鉛筆風景画展 左廊・村上隆ファンアート展、の地獄
5
曇天に 栄えない桜を 撮り帰宅 見上げてみれば 空は青空
5
すこしだけ食欲の出た母用に 幼児サイズのおにぎりみっつ
22
花風に
靡
(
なび
)
き波立つ 麦畑 緑の海の ほとりを歩く
5
牛丼の上にも春、と新年度BGMはマリーゴールド
4
土踏まず左の
腕
(
かいな
)
指の先子連れ行脚の代償を揉む
2
本物の都会を知った子どもらと思い出語る県道の帰路
4
ちま猫に お誕生月クーポンが 新
(
あたら
)
しキャリーを買ってやろうか
7
回り込み苦手だからと目で語り抱っこで下るエスカレーター
2
朝ゴミ捨て ちょっと人見知った我に「おはようございます!」と快活な声
8
お値打ちな物だけが無い
他所
(
よそ
)
だってお米補充は月末多し
9
どうすっか 財布を逆さにしてみても 銅の小銭と 紙屑 ひらり
4
怒られて二度ほど泣いて我慢して歩き続けたお兄ちゃんだね
8
恋人になれると信じ乗っていた記憶も回すあの観覧車
11
再会はハチ公前と決めていて尻尾のように手を振る親子
5
パンダまん二つに分けて嗚呼これは
映
(
ば
)
えるってヤツ中華街の朝
3
君の住む 街から吹いて 来た風が この街に桜を 咲かせてる
7
今日ならば 「嘘」でごまかし 逃げれるか そんな弱気も 見透かされたか
4
斜陽さす 桜並木は 立ち枯れて 栄華あれども 今は色無し
4
荷物から 解放されてレジ袋 風に任せて春を彷徨う
11
一斉に野の花咲ける散歩道 飛び交う蝶と抜きつ抜かれつ
17
絶対的現存在の把握を期して必然死偶然の死ならず・石牢
5
トンネルの開通したる里山に桜並木の新しき街
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