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いくつかの聲を盗んで貪婪に視線を喰らいゾンビはあるく
3
子供部屋おじさんに箪笥の肥しこの国もまだまだ捨てたもんじゃないっすね
2
指などは簡単に飛ぶこの羽を前に嘘など吐かないでよね
3
投稿し いいねがつくかソワソワし 何度も更新ボタンをタップし
10
新年度 新社会人 新学期 だれでも最初 は一年生
5
舶来の狼桃がイタリアを真っ赤に染めたあとのひとさら
2
一人分のフルーツタルトを分けて食べる あなたのためにメロンは食べない
5
三月の 後ろ姿に 手を振れば 嘘はつかねど エイプリルフール
7
ガラス窓消えゆく線に君を想いなぞって書いた読めない言葉
4
またいつか 出会ったときは 嬉しくて 好きが溢れて 幸せだろう
6
好きな曲 同じだけれど 忘却を促進すべく 聴かないでいる
3
目覚めたら 四月 君とは違う道 好きだったこと忘れてやろう
6
雨の午後 ほころぶ桜 懸命に 露をたたえて 凛と上向く
6
サプリには世話にならずにきた私 これから試すこともやめます
11
介助かなぁ看病かなぁという線上
(
ライン
)
自分のことはつい後回し
10
雪洞
(
ぼんぼり
)
の列一斉に灯を入れて開花間近き公園の冷え
7
妻子寝る宿に帰るにまだ早くふらつくハマの夜はこれから
3
「貴方ならどの歌選ぶ?」と言うようにおまかせ串焼き五本のコース
3
井の中の蛙大海知ったので噛み締めている檸檬の味を
4
伝えたい永田『タッチ』が好きと聞き「あだち充の街から来た」と
3
渋谷にてレジェンドたちが集結し眼開かす歌の奥行き
3
カウンター今日の歌会反芻し杯を重ねる馬車道の夜
6
夏に向け木香薔薇をパーゴラに誘引すれば妻も喜ぶ
4
甘い夢でしたねいっさいがっさいは ドアを開ければ暖かい嵐
14
明日から巣立つあなたの行く道が 優しい風で満たされますよう
13
泣いた日にこっそり目尻に刻んでた 喜怒哀楽の涙の轍
8
巡り会いやがて仲間となった人 胸張って行け新たな地へと
8
膝
(
ひざ
)
に乗る 猫の温もり 感じては 幼き頃の 我が子ら思ふ
22
不登校今や一つの選択だそう言えるのは選べた人だけ
8
色失せど鼻腔に残るリラの花思い香の先まだ君がいる
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