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リラックスと仮名で称してぶらぶらと脚をなげだすカウンターチェア
0
幾つもの乃が美のパンの香りづけこもる封書に晩夏の風が。
0
君の手の温度と皮膚の手触りを思い出にすることを許して
0
手の中に活字に起こせる物はなく 過去をただ悲しんで進む
2
柔軟な発想力はどのようにしたら身に付くものなのですか
3
ふわふわと積もって消えぬ白銀の世界の中に君を埋めたい
0
空腹は調味料とか金持ちが何言ってるの、黙って頂戴
3
時刻む 砂一粒のきらめきに 積もるる日々は 確かなりけり
2
然ればこそ 天の高さを人は知る 独り歩める影を伴ひ
2
剥がされた仮面の色は何処へ行く 思い出せずに今日はネイビー
0
生きてきた 時間の方が 長くなり 愛も恋も 砂の如く落ち
3
白鷺
(
しらさぎ
)
も
蜻蛉
(
とんぼ
)
も
番井
(
つがい
)
で飛び去りぬ 我は独りで歩む秋空
4
歳かさね 人に助けて もらうこと 恥ずかしくない 恥ずかしくない
1
空振りが 安堵与える こともある 避難情報 早めの行動
0
氷山に トロリ日本酒 注ぎこみ とける音色で 暑さ蹴散らす
1
夜裂いて天から地に落つ束ひとつ稲はごそめき
夫
(
つま
)
を迎える
0
百四十字の声が入る封筒
(
ありふれた真白のテキストボックス
)
に
写真一葉
(
今日の昼食
)
のみ添え送る
(
天邪鬼だから「さえずれ」と言われても鳴かず飛ばずで過ごしています
)
1
「あいつ今何してるの」と訊く彼に事実を言うか いや止めとくか
2
水色に光るボタンに指を乗せ140字を送り出す日々
2
ふぅっと吐息を離してそそとつく唇に熱々ブレンドを
0
極めたき道はあまりに限りなく 残されし時あまりにわずか
3
ゴロゴロゴロ配達員か雷鳴か聞き分けつかぬ夏のゆふぐれ
0
カラオケに行ったことすらないぼくにでかいバッタがぶつかってくる
4
頭からくわれてみたいワニとかにそして胃の中で結婚する
1
どろどろど(肉が溶けゆく)ろどろどろ 液状でも愛してくれる?
1
美しい短歌を壊す仕事です 余分な文字を注ぎこむだけ
1
秋夜空、雨粒流る機窓から何光年もの天体を知る
0
ほんとうはだれがあの子を殺したの?「それはわたし」と鏡がうたう
1
ひとの手はなにかを隠すために在る例えばわたしのこんな気持ち
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段登る 見えない鳥居 後ろすら振り返れずに抜かされていく
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