彷徨える 人の心は 玉手箱 移ろいやすく けふは何色
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薄桃のお菓子の様な花見れば桜の園のラストを想う
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ウィスキーで流し込んだ後悔とハルシオンとあの子の記憶
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伝えたいあの日の僕に青空を表現の空自由な雲を
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恋愛のゴールは結婚信じてたゴールの先で泣いてる彼女
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ちま猫や あんよ痛いの どうしたの 高いところに乗れずに心配
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〇〇マルマル区殺人事件のニュース見てまさかと想うはメンヘラの君
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ウクライナ 舞踊団の 華麗さよ 国への思い 胸熱くなり
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軽く泣き君は微笑み去っていく今のは嘘と煙の如く
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人混みに唯一人立つ君は言う幸せならば殺してやると
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おいしいかわからない土産だすときに手が震えない歳になったね
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くしゃみしてよだれが垂れた汚れ跡これも歴史とうぬぼれてゆく
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新居にて 新たな友が 声掛ける 明るく旅立ち 切れる嬉しさ
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やり切った 若い男女が 集まりし 歓喜の渦は 幾重に広がり
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スイーツやレトルトさえも悩ましき 「涼しい所で保管」の文字列
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家の中また片付けと頭いた でも息子キミ帰る心ウキウキ
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この荷物どう考えても多すぎる 息子キミ父似ちちにだ捨てられない人
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段ボール山に囲まれ休憩中 実家に戻る息子の部屋にて
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何回目? 君が呆れた 声を投げる 治らない癖に 苛まれてく
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青春の 夏のはじまり Yシャツが 肌に張り付き 汗つたったら
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きまぐれな 波は晴れてる 潮騒の 一瞬だけを 胸に綴じ込む
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「むかしはね、立ってプレゼンしてたぞ」と 言いたい気持ち ぐっと堪える
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この奥の畑、烏が集まって次の餌場の相談してる
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この一年の 家族の無事を 感謝して 去年のちまき を お返しする
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人混み避け 涼しいうちに 後祭あとまつり 近くて遠い いにしえの都
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ねこたちの間に入って 寝たくなる 涼しき部屋で 日向ぼっこ良き
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駄作あり自画自賛ありの我が短歌うたたち どれも大事な心のメモ帳
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生卵 お湯に入れるとき 落っことし そのまま茹でた わたしはO型
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最初に声を忘れるわけない生活の「」かっこのなかに思ってこぼれる
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灼けるよな陽射しを避けて隠れども潮垂るほどにころも重うに
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