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カルーアをコーラで割って午後7時冬の寒さを思い出せない
0
薄まった君の色見て思い出す夜更けになびく長い前髪
1
「人間」というものほんに煩わし
生物
(
いきもの
)
として最高や下や
1
ビードロの風鈴 チリリと君弾く 虹の粒子が縁側に舞う
0
朝焼けに君は馬鹿だと問うたとて こだまが無いのは海のせいかな
0
大昔いつか誰かがみた夢の続きが書いてある日記帳
1
セックスがうまくいかない夢を見た 照明カバー内のカメムシ
3
五月晴れ 外に
出
(
いず
)
れば
眼裏
(
まなうら
)
の 敢へなき悩みを 陽の光に灼き
1
百代
(
はくたい
)
も ただ見蕩れたし 瑞瑞し
百合
(
リリィ
)
の蕾に 露したたるを
0
関係の結び目といふにはあまりにも解きがたき個のここにゐて
2
本心で﹁好き﹂を振りまく だがしかし あの人にだけ 言えないのは何故
1
この夏の終わりは確かに恋だった その汗が滲んだその首筋の
1
傷ついてさえいなければ 君はたぶん ギターを手にすることもなかった
2
夢に見たあの人どこの誰だっけ思い出せないまどろみの朝
2
心など 殺せたはずだ わたしなら ここにあるのは 死骸のはずだ
2
始まりか終わりなのかは分からないチャイムが聞こえる高校の前
2
くだらない繋がり ぜんぶ裁断す 君の糸だけ傷つけぬよに
4
お布団の隅に大きい黒い虫 脊髄神経電気が撫でる
3
鬱蒼の木立に蝉の産声が おはよう今日は新しい日だ
3
この音に震えようとも言の葉に乗るはずもなし我を探しつ
1
命尽き 海飛ぶ翼を失って 空に向かって沈むペンギン
1
夏野草ガードレールを越えていく梅雨の歩の元揺る桔梗草
3
泡沫
(
うたかた
)
の意識といへど今我を我たらしめて界面をなす
2
澄み切った空の向こうにあたらしい夜が来るから瞬きもせず
2
フィクションの死を食べ生きる愚かしさ『残念ですが手遅れですね』
2
喧嘩して口も利かない日があった利けぬ辛さよ君は遺影に
1
炭酸に安易な夏を溶かしてはスカした顔で『涼しい』なんて
1
地獄型人間動物園でまだ水色あの娘を探している
1
にわか雨、雷雨のところがあるでしょう あすから恋になる予報です
4
白色
(
はくしょく
)
の壁紙を爪で剥がしとる舌先で舐めて苦甘い味
2
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