namidagaderu    フォロー 0 フォロワー 9 投稿数 63

思春期のすべて

インスタはトンではなくてグラムだし軽い気持ちで匂わされたい 

忘れない忘れたかった忘れちゃう忘れる忘れたら忘れんなあなたへの五段活用考えるずっとあなたの生徒でいたい 

英単語覚えるふりをして逸らす目、七時、電車、stranger 

こんなとこまで剃っちゃってどうするのばかだなあたし 深夜の一時 

ぼくのデオキシリボ核酸ときみのデオキシリボ核酸が混ざる 

海を橙で塗るあの子が見てる世界にぼくは影すらなくて 

傘を忘れた嘘をついてもいいし止まない雨があったっていい 

汚さをぜんぶ流してほしかった朝のシャワーに紛れた涙 

真夜中に言わなくていいことを言い聞きたくなかったことを聞いた 

友達をずっと続けていたかったひとと交わるぐちゃぐちゃになる 

腹痛で寝つけぬ夜があるとする―① 世界でふたりぼっちだとする―② 

プリントを回すときふと触れた手の汗の理由を君は知らない 

わたあめのような入道雲の下ぜんぶを夏のせいにしている 

口もロも□も変わらないように君とソフレもほとんど同じ 

ホームランバーのあたりを見せたくてホームランバーばかり買う夏 

字余りの余白のような関係で定型詩にはならない きっと 

僕は詩が書けないのです 雨が降り続ける君の部屋にいたとて 

飽きるまで痛くなるまで眠るまで朝になるまで好きになるまで 

どちらとも受け取れるよう謝ってからキスをする ごめん、夏だね 

約束が違うじゃないか! 自慰、hの後はが来るはずなのに 

君の編む言葉はいつもまっしろでうまく受け止めきれない ごめん 

はじめからきみが地球の外にいて意思が通じなければよかった 

思い出のすべてを捨てたようでいて画像フォルダに残ったスクショ 

駅前のセブンティーンアイスを舐め予言通りに来た夏がある 

天国はもうすぐそこにあるらしく静かに眠るカーナビと君 

パレットに出すのはいつも君が起きないように過ごした夜の色 

永遠を信じてしまう夜なので恋は一種の自殺でもある 

夜は闇 世界でひとりきみだけを見つけられたらもうそれでいい 

酸欠のような頭痛に苛まれつまりバ先は宇宙だと知る 

数ヶ月後に追い越してしまう歳 雲よ このまま  流れ な  い で  よ