六間日立(ろくまひだて)  フォロー 10 フォロワー 4 投稿数 33

名状し難きものより

憐憫の視線を向ける其の先に あるのは誰か または鏡か 

政界や芸能界のニュースなど僕らのために少しもならん 

迷信を信じるほどに信心は無いよ 証拠に黒猫がいる 

暗がりの 誰も知らない路地の奥 猫が一匹 丸まっていた 

お疲れと言って終わった1年を思い出しては悲喜交交と 

終われればいいなと思う日が過ぎて 終わらなくてもいいと思える 

人の無い家の裏庭尋ねれば 葡萄の下に懐かしい影 

なけなしと言われる「それ」を感じれば 心の隅の体温が上がる 

昨日見た映画の評価を聞いてみる 君のレビューは信じてるから 

珈琲と冷やし汁粉を口に入れ意外と合わぬ組み合わせ知る 

特異げに得意なことを言いましょう 口先魔術 言うなれば嘘 

「外道が」と 投げ捨てられる彼の者ら フグは実際釣れても困る 

タンポポの茎から離れ蕾あり 化けて出るなと暗に合掌 

その手から寄越されたのは一欠の「愛」と名乗った心の一部 

ニコニコと仮面のように張り付いた 君の笑顔に素顔を探す 

コツコツと研鑽積めば上手くなる 幻想抱く彼の妄執 

俺だけか、人身御供にされるのは。誰が決めたよ?贄が一人と 

正直の馬鹿を見た目が見たくって それでも馬鹿を見るのは僕だ 

この世をば我が世とぞ思ふ望月の明日の宵には欠けたるを知る 

楽しみの 有無を言わさぬ快あれば 有無を言わさぬ苦もしかるべき 

素晴らしきこのただひとつ廻る地球テラ 言葉は一つ大切なもの 

面白き事も無き世に面白く 生きるに入り用金・嘘・色目しょうもないこと 

ここよりは 昔のほうが良かったか そうは言っても、時は戻らん 

本州の千葉名産の落花生 でも産地が千葉と限らないのだ 

夜更しとともに乾杯といこうか ジンジャー・エールをビール代わりに 

今更に嫌ったばかりの夜を思う  

さざなみも 立たない日々を 送りたく それより先に 君に贈らなきゃ 

思い切り、ちょっと高いアイスを買う。くせでついつい、二人分買う。 

「フェアじゃない。ルールを変えろ、今すぐに」 「ルール決めたの、お前だろうに」 

「今だけ?」と聞くその顔は可愛くて 「今以外も」と君に勝てない