Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
…
次 ›
最後 »
人見知りでさむがりやさんの「しろくま」に似ているらしいおれは人間
3
雪の畑南に歩く梅の花徒歩十分に春は来ていた
5
九回裏ツーアウト満塁逆転ホームランなしで生きてく
4
行き暮れて知らぬ山路に惑ふとも霞の奥の花を尋ねむ
4
毎日の登下校での相棒は ファンタジーへの案内役
2
800円払った自分へ言い聞かすこのコーヒーは美味い美味いと
7
嫌いです しれっと生きる 私たち 今もどこかで 紛争あれど
4
「未返却図書があります」身にないな 返した覚えもなくした覚えも
7
さようなら閉じた瞼の境界に紫色の闇は遠退く
2
無常なることを説きたるみほとけの前でしばらく桜咲きたり
6
青春を共に遊んだ僕たちの春は今でも青いままだよ
4
初恋を今でもたまに思い出す叶わぬ恋が「初恋」だろう
2
われわれはこの世の中に書き出され硬化してゆくインクのシミで
2
十センチ切った長さを伝えれば困った目の奥 笑ってほしいのに
3
毎年のことなのに忘れてしまう早めのアレジオンが吉だと
3
無印の店員さんと思われるのを防ぐため小脇にバナナ
5
「黙れブス」頭のノイズに吐き捨てて、頼れる足腰そだてて参れ
1
鳥になり世界の春を俯瞰して 誰かの流す涙愛した
4
来し方も行く末もただ桜にて慣れし山路に惑ひぬるかな
1
桜塗り「もっとピンクに」正されて図画工作をきらいになった
7
新しい朝がきた希望の朝だ 昨日絶望したから言える
3
文庫本に挟んで忘れられている栞みたいな人でありたい
3
五七五七七の句をドラム譜の八分音符に乗せて味わう
2
夜を編む神の気まぐれひとときの夕焼け空を仰ぐ人の子
8
ああいえば こういう人が 偶にいて 私は反論 されるのが怖い
6
にんげんが よろこぶところが すきなのです あめかぜしのぐ わたしはかーてん
5
本棚に入らないから横にして入れる画集の専用の棚
6
昨日君が捨てた歯ブラシ 今日俺が差し出す歯ブラシ やり直しだね
3
もうこれで終わりにすると泣いた君 翌朝LINE「部屋行っていい?」
4
小一でリップを万引きしなかった私がいるマルチバースの隅
2
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
…
次 ›
最後 »