Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
…
次 ›
最後 »
見て過ぎるひとを百年前の絵の老人はただ風として見る
10
スーパーで偶然見つけた花一つ母に贈るよストックの花
5
僕にしか出来ない仕事があればいい まだこの世にはないお仕事で
4
真っ白な紙のページの隅っこに君のイニシャル書いておく春
3
本当に あたし見たのよ ウシガエル 涙をつーんて 流していたの
6
苦労して 来たばかりの あたしだけど あの子よりは いい歌詠める
3
飼ひ犬は餌食ふ事と寝る事のほか興味なし吾は及ばず
3
閨近き梅に
木伝
(
こづた
)
ふ鴬の声より白む春の曙
2
その頬の 流るる涙に 散る桜 彩り添える 惜別の日に
1
わかってる わたしが生まれて きた意味は あの夏あなたに めぐり逢うため
6
貼り紙の多い店内やっぱりね 人生語る蕎麦屋のトイレ
4
小さくて ほんとに綺麗な あまつぶを 生まれて初めて 壊してしまった
5
ああ水が ちゃぽちゃぽ いっているね 海で死んだ あの子の声だね
3
めがねを かけると周りが 歪んで見えます 合ってないのですね 私はこの町に
1
「春なのに」歌ではボタンもらえたね キミはくれない上履きを盗む
4
我が家へと ふたり並んで 歩いたね いつもの景色 世界が変わる
7
散弾も機関銃でもトマホーク出てきたものは惜しみなく出す
5
この前の余り豆腐は白和えが良いなと思う暖かき日に
8
カリリンとアルミのペンが角を打ち床に転げる。契機ではある
7
庫裏の奥埃まみれの物置に忍び入っては機会うかがう
2
封切った鯖の味噌煮のレトルトと似た品探しうろつく市場
4
追ってくる上下左右坂や穴階段の陰隠れて凌ぐ
2
あの山の向こう側まで歩いたらぬるくてやわらかな海を見る
6
魂を磨かなければ痛くとも例えどれだけ血が流れても
2
たべすぎておなかがぽちゃぽちゃすると言う 眠れぬ次女の自己分析よ
5
倒れても回り続ける扇風機 時折怖くなるんだよ 死が
8
名も知らぬ君と揃いのサイリウム報いがあったと気づいた光
1
江ノ電のベンチにいれば春の日が膝のあたりをチリチリと焼く
7
猫様のための襖の開け閉めは見えない主の気配で察す
4
草むらに革靴片方捨てられて持ち主は今いったい、いったい
13
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
…
次 ›
最後 »