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幼き日 友に習いし 手遊びを ふと思い出す 三月三日/三月三日の餅つき
9
次々と「知らない」「秘書が」厚顔に答えるギイン昭和そのもの
13
大切なことは ねこから教わった マイペースでいい やり過ごしていい
27
窓際に並ぶ我が家の おひニャさま ふたりにゃらんで すまし顔だよ(ニャン)
10
春の
香
(
か
)
をくるりと巻いた桜餅春の
粒
(
つぶ
)
まとう道明寺かな
12
家々を子らが回りて菓子もらう 「雛様見して」夢ある伝統
9
味覚ない世界はこんなに色褪せて 白黒だけの場面を生きる
5
妹のくれた苺の大福の 春の柔肌セロファン越しの
7
苦しみはぼくがあなたに会うための架け橋だから愛してられる
4
出張で近くに来たの。 景色だけライン送って待つ「あいにいこうか?」
4
痛い
箇所
(
とこ
)
ないこと祈り起き出すも 痛いが一日頼むよ、身体
11
我が孫は
男
(
おのこ
)
ばかりと苦笑せし母に供える雛あられかな
17
なんか今日前髪キモいな どうしたん?話聞こうか?どこ住み?ラインは?
3
人間を命を持った人形と思ってからはちょっぴりと楽。
7
言霊が あるのは知ってる それでもね 成仏できない 言葉たちがある
7
すっぴんの 眉 非対称 描きながら どちらが私か どちらも私か
9
細い風 さざなみ達を 引き連れて 泡沫の夢 波はまぼろし
7
朝
(
あした
)
から
夕
(
ゆうべ
)
にかけてひたすらに三十一文字を塗り込めて、
疾
(
はし
)
れ
7
七段の 飾りは母に 重すぎて 手ぶらで座る 男女雛かな
6
假初
(
かりそめ
)
の さびしき色の冬枯れの
木羣
(
こむら
)
に
屆
(
とづ
)
く
程
(
ほど
)
なくの春
3
コクトーの 創りしリング 身につけて これを遺さる 若葉を想う
5
中枢を持たないがため永遠をたゆたう君はさびしくないね
4
ひとくちを我慢したからひとつだけ未来に淡い信頼を得る
3
パターンのなさにこなれてくることも一つのパターンだった早春
3
淑やかに絹の香りの漂へる花の御紋の女雛の
唐衣
(
からぎぬ
)
7
思いやり 持てば持つほど なぜかしら 心膨れて 世界を覆う
1
浮かれれば 自分のことで 目一杯 他人のことなど 無きに等しく
1
悲しみを 知れば知るほど 人間に 優しくできる 不思議な話
2
人一人 生きてるだけで 世界あり 人は蟻とは 立場が違う
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妄想を 語る人には 要注意 聞いてるだけで 症状悪化
1
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