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ほどかれてみだらに乱れていた帯を生まれなおして貞節の蝶
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宵宮に衣紋を抜いた背の奥の翅のきずあと触れてみますか
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逃げ水を追った記憶が噴き出した ラムネのビー玉いつかの碧
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七月のスタートダッシュで加熱する夏に麦茶のポットぶつぶつ
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図書館にハミングしている本があり開く前から運命だった
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どれを食べどの服を着てどこへ行く足を止めるな新宿迷宮
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人の靴ばかり見ている雑踏のなかに潮風 迷子のかもめ
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雲ひとつない空なので飛んでみた シャボン玉色の恋をしていた
1
誠実の定義の差異もこうすれば見なくて良いと明かりを消した
2
七年前おまえは何を間違えた? 耳をつんざく蝉の告発
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太陽の下では他人になるふたり 影のくちびる重なりあって
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情熱と呼ぶには褪せた感情が末期の叫びで君の手を取る
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白骨の香りが甘くあればいい わたしと
梔子
(
くちなし
)
共寝の棺
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ストロベリームーンにハニーかけたってかなわないほど甘い恋なの
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呆然と自失なんだよ結果ならこんな覚悟に愛は喪失
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教室は恋の上履き毎日がチョコにラブレター待っても来ない
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看板に偽りなしのチャレンジャー求むご時世この覆面デビュー
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人生のキャリア・ハイならこの恋にジンクスなんてあるのだろうか?
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さよならの数だけ強くなりたいと冬の舗道に根付く大根
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貴方をセリヌンティウスに見立てて私は
席を立ちそれっきり
(
「あまり会えなくなるの」
)
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もうぜんぶ燃やしてしまえ赤点のテスト宛名不明のラブレター
1
車窓にはひとりツイート見て笑うオタクがいるな、誰だよあいつ
w
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駒鳥を殺した二人ぱらいそへ逃げる螺旋の十三階段
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なるようになってしまった我々はつまらぬ獣だおとことおんな
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粘性を帯びた空気の夜に居る 皮下接触の熱が脱げない
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制服の群れを逃げ出す朝八時 チープな自由だシェイクのバニラ
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きみの噛む爪色の桜 今もまだ春にいますか 泣いていますか
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夢ならば醒めてもいいよ 目をあけて闇に泣くまでが様式美でしょ?
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浅く淫情 くるぶしの深さでも沈んでしまえば人は溺れる
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錯覚が悪化したのを恋とする 眼鏡を捨てたの共犯でしょう?
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