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だらしなかったお前が 帰り際に「きをつけてね」なんて言いやがって
2
手放して自転車乗るおっさん。僕より見たら人生たのしんでる
4
手を繋いでガラガラの電車で隣に座って
3
生まれ変わったらギャルになろう。それは、褒め言葉だから
3
僕たちがお別れするには早いから夢の中でもお会いしましょう
6
雪残る田の水
映
(
うつ
)
す落つる
陽
(
ひ
)
の
朱
(
あけ
)
に輪を
描
(
か
)
き鳥は飛び去り
12
あなたとの日々が終わったのではなく在ったのだから笑おうと思う。
9
観客が長すぎるよと笑うほどエンドロールが長い恋
6
毎日の薬を何錠飲むかより 散歩の行き先迷ってたいわけ
8
枷
(
かせ
)
のない翼を得たはずなのに「飛べ」とだれかに押される背中
7
なみだ河いつかの契りは流れゆきただありあけの月のみぞ澄む
5
君のこと画面越ししか知らなくてでも愛しくてこの距離感
6
忘れたら その日が変わり 失くしたら 予定も機種も
丸
(
まる
)
ごと変わる
4
踏み惑へ わが生涯の 黒き森 行方しらねば 今ぞ愉しき
8
好きなことほんとに好きでいたいから嫌いなことを百個作った
4
どれこれも対象外の
C
M
と思いつ見てる淋しきテレビ
12
「福祉課を移動の辞令が来た時は後任連れてまた来ますから」
10
終わりなどありふれていて必然で何時になるのかわからないもの
16
他生徒の「模範」だってさ。食べかけの弁当でさえ腐らす私が。
6
すするとき、手首の相棒 不在中。髪を結べず、一緒に食べる。
3
こわがりで「ずっと好き」とは言えずとも 幸せ願う気持ちは
永遠
(
とわ
)
に
7
変わらない温度のままの指先で 「ばかだったな」と言われたかった
9
肉体がこころのサイズと合ってきてすこし表皮が余ってきてさ
9
富士の山 疲れ忘るる 威厳あり 吉原に急ぐ 旅人の脚
2
歌うなら できる限りの 出鱈目を 三分間だけ 独裁者になる
4
この歌を 聴いた奴は 絶対に 死ぬらしいよ 百年以内に
4
もし僕が明日死んだらどうしよう きみの涙は何色だろう
5
初々しうれしはずかし
初短歌
(
はつうた
)
を誰に告るかもじもじののじ
13
キャンバスに 足跡つけて 君想ふ 指でなぞれば 温もり感ず
6
演出が 熱いと君が 言ったから 7月7日は パチンコ記念日
8
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