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アルコールどこかと訊いて自分でも消毒と酒どちらか迷う
0
獅子心の怯えも鳩の残虐も王の悩みも民は無視して
0
汗粒が眼鏡に散って街灯を虹で囲んで梅雨蒸しの夜
1
分からんと悶える日々を乗り越えて分からないなと微笑みたくて
1
コーヒーの床に散りたる模様には日本列島すでに目覚めて
0
傷ついた水鳥に帰る場所があり夕焼け小焼け「おかえりなさい」
9
詰め物の取れるくらいに粘ついた夜 関東の冬を望んで
2
ホトトギス 待ちたる君の 傍で 声無き鳥が 愛を紡ぐ
3
おちるまで待ってるからと頬なでる君の瞳に映るは地獄
0
幼さのにじむ筆跡なぞったらあなたに少し近づけますか?
4
文字化され数値化されてなお残る水蜜桃があるかどうかだ
1
夏終わり 南へ渡った ホトトギスの 声を聞くとき 夏が巡りくる
3
その糸が赤ではないと知ったから結ばず切って捨てる土曜日
2
影を踏む ずっと一緒にいたのにどうして君は泣いてるのかな
0
いくつ前の名前だったか思い出す前に返事をする癖がある
2
天波録
(
アメブロ
)
に 文を見るとは 思ふどち
吾
(
あれ
)
が契れば また返り来む
5
われは今日ごはん炊かなきゃいけないと思い続けてまだできないよ
2
狂人を季節のせいにするたびに科学論文踏みにじられて
0
金がなくやむなく詩など書いてるがあっても書いている可能性
2
吸っていいよ僕は煙草は吸えないが君のホープの匂いが好きだ
2
目覚めると鉄の卵が足下に生まれるでなく腐るでもなく
1
「冷静になって怒りを描くこと」そんなお前の頭に鉈を
0
交配で醜い花を駆逐して今更何がダイバーシティだ
1
コーヒーは飲みたくないよもう二度と自分で朝を始めたくない
3
足早に飯が腐って夏を知る入道雲を見る暇もなく
0
薔薇の花握りつぶした残り香を落とす石鹸の香りも薔薇
0
才もなく不幸もなくてなぜ創る希望がなくて言葉にすがる
1
胸のなかいつまで続く花占いしぬしなないしぬしなないしぬ
0
新進気鋭と言うには歳をとり「キエェ!」と奇声上げおじさんなり
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車窓過ぐ見知らぬ花をまた見んと明日の鞄に歳時記を入れ
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