まよなかに のどがかわくと みずをのむ ぬれたたおるを 干して加湿に
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好きだから たくさん差し入れ くれたのね 辛い日々から これからさよなら・・・
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文字追えば 心の声を 聞くような そんな世界の 片隅にいる
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新田しんでんは未知なる神殿 とぐろ巻く青大将の鱗きよらに
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知らんけど誕生日って言ってるし祝おうか減るもんでもないし
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気に入ったブルージーンズシャツ心 使いつづけて擦り切れちゃって
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いつからか心無くして淡々と過ぎ去りし日も来る日も同じ
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きゅびずむか しゅるれありすむか ざっはりっひか さいきんとんと ばななにどー夏
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姑を入所させたとまだ言えず窓に額をつけて月みる
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きみいがい うちゅういのまま きみさりし じゅうさんねんまえから。
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傘を差し見上げる空の灰色を透かして瞳流るるは雨
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今日の悔い 眠りに落ちて 忘れたい 窓たたく雨 それを許さず
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「傘」の中「人」が4人もいるなんてダブルデートでもしているのかな?
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無駄のある人生あれば楽しそう余白となって伸び代になる
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無言でも君が居心地いいのなら愛が育ってきている証拠
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折りたたみトートに入れて傘を差す傘の親子が今日は揃った
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なないろの ひかりを映す 大聖堂マルハンの 祈りは届くか 爆音と共に
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くだらない 役に立たない しょうもない そんな話が 何より楽し
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公共の言葉に全裸はいけません破損落書きなど犯罪です
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母と娘が二人で生きて絶えて逝く遺ってひとり生きられぬから
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突然に死別する日が来たとして後悔だけで送りたくない
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我が猫と空を飛べれば月曜の朝は少しもこわくないのだ
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愛おしく 夜毎包み込むその腕も 人を殺せる筋力がある
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そのひとが 居ても居なくても辛いのは 自分にとてもよく似てるから
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心身 動いた分だけ水が出る 冬には水抜きを留意する
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3弦の切れた和音にも 似たような響きがある 僕たちの会話
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他人事の汗はキラキラ輝いて穏やかですか?きみの水面は
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徒然に 抜いた白髪を束ねては 化学繊維に見立てて遊ぶ
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寒空の日比谷で泣いた夜越えて 今でも光る黄色の星よ
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白米を 大盛りの順でよそいでいく おかんはいつも一番最後
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