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捩じ込めばささくれ条の抗いが漏れて蒸気の目論見を断ち
1
血への渇きのようなものも数工程経て鉢植えの花などと化す
0
行列のいちばん後ろから離れ片目のクジラは夜明けを目指す
1
少しでも家族のことを考えて深夜の電車に飛び込んだ
0
輪郭のはっきりとした暗闇をしばらく歩く君去りし後
4
よく喋る子どもだったと照れ笑う目じりの皺が俺にだけ効く
2
紫陽花が咲く度かみしめる孤独 事実、涙に輪郭はない
0
つきつめてみればピンクの綿菓子もかわいがられるためのスパイス
0
瓶詰めの手紙がぼくの血管をわたってきみの脾臓へ届く
0
紙パックかたどるチープなゆるキャラの自我はおそらくストローにある
0
信号が赤に変わりそうなことさえも若いふたりは笑いにかえる
2
手のひらで雪を捕らえるこの町の音をまるごと盗んだ罪で
9
雨の日は傘をあげたい 暑い日は日陰を用意したい 貴方に
1
いつの日か いつかはきっと 信ずれば 夕日は沈み 眠り待つのみ
0
熱中し 我を忘れて 取り組めば 愚かなことも せずに済むから
0
大袈裟に 言ってればこそ 生きている 感じがしてる 空白の時
0
アレルギー 軽く見てれば 馬鹿を見る 痰に咳き込む 昼夜を問わず
0
毎日が 地獄のような 肩こりで 夜も眠れず 昼は朦朧
1
長生きが したいばかりに 我慢して 好きなことせず 健康オタク
2
子綺麗な歯医者の光は緑色 見えたらラッキー、幽霊の赤色
3
ゲームとは 任天堂が 生みの親 青少年の 命を奪う
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太宰読む 青年たちに 幸よあれ 金金金と 言うんじゃないよ
1
ガッツだぜ 定年マジか 同世代 老いぼれたちの 挽歌が響く
0
十四歳 太宰治を読んでみる 「ヤアパンニア」 の不思議な響き
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なぜかしら あああこがれの イスラエル お菓子のラベル 変てこな文字
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むなしさを冷やし固めた煮凝りが食べきれないし腐りもしない
4
定年を迎える朝に選ばれたワイシャツの色はミントグリーン
5
鳴る神の音もけしきもなけれども雨の降るらむ 水茎の跡に
1
「七十年生きてきたんだ、ご褒美。」と イタリア行きの計画を立てつつ
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本籍が うた•••なら 転居後も 旧名(歌名)つかって 親近感あるの
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