大夜空(おおよぞら) ぽっかり空いた 白い穴 輝く先で覗くの誰だ
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川原にて 一献傾け 黄昏れる 恥ずかしがり屋な 月との逢瀬
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さえわたる菩薩の光明あまねきて幾千億を一夜に照らす
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ヘカテーの神の鏡は乙女子の恋する人をかくあらわさん
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コンクリの下 そういえばもう見ることのない彼岸花があるはず
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オレンジに輝く月に息を呑む幻想的で畏怖するほどに
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酔いどれて ふわふわとして 詠(よ)んだ歌 素面(シラフ)で読(よ)んで 冷や汗をかく
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うるせばか 全部俺が正しいから 足並み合わせてトロトロ歩け
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中秋の名月見上げ君想う たとえ隣に誰が居ようと
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はやく妖怪になりたい 人間なんかなりたくなかったのに
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見上げれば輝きを増す満月の眩しさについ畏怖を覚える
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チャレンジは悔しい事に付く尻尾これまでよりもパンは釜伸び
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「若者の○○離れ」高齢者達(あんたら)はあれこれできたようでなにより
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おやすみのあとは必ず「月が綺麗ですね」 心に響く今更気づく
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外に出て虫の音(ね)聞いて月見上げ 心のシャッター静かに押した
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中秋(ちゅうしゅう)の 名月(めいげつ)と聞き 見る月(つき)は 知る前(まえ)よりも 美しく見え
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月を見て楽しむ余裕どこへやら キーマカレーの黄身眺めつつ
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「月が綺麗ですね」チャット開けたらあった思わずジャンプしちゃう夜/粘り勝ち?
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いつまでも秋が来ないと言いながら あら食欲は前乗りらしい
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中秋の 宙(そら)に名月 ぽっかりと 和らに陽光(ひかり) 照りかへしおり
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膨らまぬパン膨らめと待つあいだ酸っぱい香りは酵母の吐息
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昨日からパン膨らまず乾パンに非常時までに備蓄できない
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少しずつ遠ざかる月のようにはできなくてただ走って逃げる
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大柄のあなたにビンタ食らわせて悲しいことはペチと鳴る音
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まんまるの月空に浮かぶスカイツリーもかすむ十五夜
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西日差し 揺れるカーテン 二人きり 秋が来れども 気温下がらず
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まんまるい吸盤ガラスに張り付かすヤモリを照らすハーベストムーン
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空は少し遠ざかり秋の顔立ち 汗で矛盾を纏う朝
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つまらない大人になってしまったわ 薬指の輪かざす曇天
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月に願う どうぞこのまま つつがなく 今年も過ぎゆけ 感謝と祈り
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