夢?希望?郷愁?感謝?愛?絆?「そこに無ければ無いですねー」
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指の冷え缶コーヒーで温めて君が来るのを待ったコンビニ
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ホヒョコヒョと鶯鳴ける境内は日蓮宗なりホー、法華経
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パンケーキ はしゃいで君は切り分ける 私はバーガー大盛りですけど?
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我が心 君と共にと 歌いたる 月影の詩人コールドウェルよ 逝くのは早い
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ひとり生く 覚悟を決めたあの時の 強さを想い 月を見上げる
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我が身から剥がれるものが無い故に寂しさの味を知らないでいる
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寂しさを歌う曲が聞きたくて一人で帰っている節がある
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風吹けば片よる岸の青柳に綾織りかくる池のさざなみ
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陰鬱な気分から抜け出せない時に曇り空だと嬉しくなる
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佐保姫の眉偲ばるる青柳に髪より細き春雨ぞふる
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ちりかかる鏡と見ゆる川の面に梅が香こそはうつらざりけれ
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おおぜいで花の子達がやってきて、目鼻は歓喜でなみだなみだ、もう充分だよ
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つまらないそんな思いが募る日々実は飽きた証拠と気付く真夜中
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公園にうぐいすひと声軽やかにいつかはきっと谷渡る声
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植込みにうぐいすの声バス通り 思わぬ春の贈り物かな
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人間が不完全であるように神様もまた不完全である
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ねえはやく開けちゃいなって まきちゃんの夢に何度も出てくる扉
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ガーシーは有言実行しただけさ 選んだ人は何を思うや
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雉鳩キジバトの 半拍ずれて く声に 尊き個性 響く蒼天
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神風も吹きは払はぬ霞かな御裳川みもすそがはの曙の空
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やわらかな布にはなれやしないけどナイフでだって君を守れる
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へばまた悲しみ増さる別れかな涙をそそく春の盃
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忘れめや慣れし雲居の朧夜に星を列ねし花の宴を
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神ならば今日この時の失敗が神話になるしオペラにされる
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春霞 運転席に君はいない ウォッシャー液も空のまんまだ
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「強くなりたい人はお断り」なんだダイエット用ボクシングジムか
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親子連れあんた病院好きだよね子供が笑うまずい読まれた
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たおやかを纏うがごとく乙女たち つかめその手に明るき未来
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猫様のための引き戸の開け閉めを言われなくともやっちまってる
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