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前をゆく制服たちが傘の下ぶつける右肩と左肩
1
うさぎ小屋 餌やる背中 攫うのは 僕の知らない 大人だったね
2
あいつはサッカーのドリブルがうまいらしい 僕は短歌が下手らしい
3
人の櫛勝手に使ってサラサラの髪、もう生え変わったんだろう
0
完全を 求めてもなお 堕落して 救われるなら 神の憐み
0
魂の 試験を受けて 合格し 天へと戻る 人は少なし
1
満点を 取る人はいず 神以外 何かの落ち度 することになり
0
先に行く 者があるなら 後からも 続きて通る 試しの期間
0
永遠の 旅路の中で 立ち寄った 地球という名の 一杯飲み屋
1
春が来て 芽が出る時が 来るだろう 何千年も 何万年も
0
細胞の 一つ一つが 騒ぎ出す 年を取ったよ 死にたくないよ
4
命には 湧き起こるほど 溢れ出る 力があると 信じていたが
0
落ちてゆく 枯葉のように 人生は 終わりを迎え 吹かれ吹かれて
0
ひょっとして 愛されてると 思うこと 裏切られたよ 何十回も
1
君の可憐なその瞳 閉じ込めるには頼りないなと丸眼鏡
0
賽の目になるズッキーニ クラシルではあっという間に出来上がるのに
3
満員電車 熱帯魚の群れに例えるにはあまりにも痛々しい
2
信号の青が反射する雨上がり この時間が幸せだと思う
4
脊椎を なぞる指先 追いかける 赤血球は 止まったまま
1
ほんとうにこんな僕でもいいのならあんな僕でも許してくれる?
1
四つ辻に棄ち捨てられし ひとくれの豆にも、浸むや 今朝の止め雪
0
この髪が背骨を覆い隠す頃ひとつのこらずわすれるでしょう
1
八畳半の方舟はつがいにはならないふたりを乗せて進む
3
揺らめいてみんなの前で抱きしめて恋の形をなぞってみせて
1
海の底 沈んだ街を 追いかけて 辿り着く先は 熱帯夜
0
夜明けまで あと数メートル 届かない ログインされた 道歩く
1
吸い込んだ 酸素と共に 確かめる 重なる呼吸 愛はない
1
噴き上がるクソッタレを押しとどめ 今日も澄まして窓際に立つ
2
蛇口から滴るような切なさで自らを知る「凡」だな「愚」だな
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電波時計はいらない 君の寝息より0時となって始まる一日
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