子供らの 小さき手に触れ 命とは かくも尊き 守るべきもの
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八重桜あなたと見たい団子もね今年も叶う可能性ゼロ
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猫といて また子育てを してるよう 頬ずりをして 頭を撫でて
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救いとはなんですかいつ救われるのですか全て運なのですよ
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そのつらさもらうよと君が 君が あれ?君も誰かも言ってくれない
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スノトレと義母に聞かれてずっこけるお義母さんそれハイカットです
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「星やばい」ラインの通知開けた窓めくれるページ 秋の近づく
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楽しいと言ってる俺は楽しいが まわりは誰も 楽しんでない
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ぶっ叩くエンターキーが何らかの手違いで爆破ボタンになれ
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家出した実家に息子連れて行き 母に合わせて亡き父想う
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おにぎりのお米一粒かのように目的地まで押しつぶされる
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彩雲にカメラを向けている春は戦争が近づいている春
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嘘のよな桜の花の散る頃に 芽生える想いは蒼き葉桜
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退職する 人を困らせたくなくて、定型文に感謝の想いを
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日が延びてゆるりと茜染まりゆく窓見やりつつ夕餉の支度
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この詩を詠めば貴方の十秒が消えるだなんて泡沫のよう
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切れ切れの 飛行機雲を目で追って 「首ってこんなに 動くんだ」と、きみ。
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箱庭の中へ死にゆきぬ智慧の実も腐りきつたり 食卓のうへ
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ヒトのに笑って見える ねこの顔 目を細めている 気持ちよいかい
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才能を買ってもらえて嬉しいです  とにかくやります頑張ります
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おほよそは自我の固執にとどまりてあつらへらる現実に止まる 
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即現実手に余る地下劇場102階まで想像力の世紀よみがへれ
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緊箍児きんこじが 縮んでくような頭痛する 許してください三蔵法師!
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短歌とは 愚痴の捨て場と気が付いて いいも悪いもリモコン次第
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口角を上げて綺麗に化粧して ヘの字に曲げて街へ繰り出す
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何気なく ぼんやり観てた 映画から これはと気付く すべてが学び
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酔っ払ったバンド仲間が大声でラップを歌って夜道を帰る
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大時計十一時五十分ほどをフォークロアの花束の静まりて眠れ
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くしやくしやにひらく水芭蕉枯花より晩冬落雪鳥花図に目
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支那の売人に罌粟の花燃ゆるものは愛・麻酔・飼犬
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