Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
…
次 ›
最後 »
こたつのスイッチを入れる 福の代わりに追い出された同胞たちのため
1
大人たちの「機会があれば」ふざけんなそれを作れと文句言う機会
1
暦では明日からはもう春なのに拒むがごとく
J
P
C
Z
(
日本海寒帯気団収束帯
)
3
一方向おんなじ未来を見つめつつ大きな海苔巻き黙食をする
7
将来に足踏みしている我の背を小学生が追い抜いてゆく
2
気に入った本が家具へと変わってく なるほど君もそうだったのか
0
かかとからいっぽいっぽを踏みしめて立春の今日大地をつかむ
1
「元気で」 遠い町の君から届く祈りにも似たミスドチケット
3
良い歌が何も浮かばぬもどかしさ一発ウケろと投稿してみる
0
明日から頑張りますと呟いて今日に居座る権利をさがす
3
冬になり恋人たちは歌を詠む「君」も「あなた」も名前じゃないのに
2
ふりかかる火の粉を払っていただけで周りはすっかり火の海に
1
幼子はじいじばあばの結合を促す分子のごとき存在
1
大一番プライドかけた心理戦さてどうするかグーチョキパーよ
0
妖美かなあなたの身体想っては欲をごまかす独りこの夜
0
合鍵を郵送で返す 柔らかな君の背骨は覚えてあげない
7
ふたもじを伝えるためにいくつもの歌を本にする臆病がここに
1
ハンドルを握る髪色エメラルド 青天井を法定速度で
1
インタビュー本が七冊そろってるレジ横だけで故人じゃない彼
3
電柱の
平行趣味
(
パラレリズム
)
と かすみ初む春が縄引く、山口の彼蒼
0
友人の話を楽しそうにする君と君の手のひら踊る
1
腕立てで細マッチョ目指し翌日に痛くなったらそこが二の腕
7
一人居の祖父のスマホの待ち受けは幼き僕と笑顔の祖母と
5
祝うべき日などなくてもいいのだといつもの雀の群を突っ切る
2
しゃしんはまぼろしなんだ 明日には消えてしまいそうな君とイコール
1
一歩目の地面がどうも薄氷に見えて踏み出すのが怖い道
4
丸まった下着の横のマルボロとグロースターター切れている
0
比べない そんなところが好きだからこそ一番と言ってほしいよ
1
流行りのあの曲の歌詞を知ってから、なんだか息がしづらいんです。
1
365
日もあったら
3
日くらいは死にたくなっても良い
2
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
…
次 ›
最後 »