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数学のテストの
0
(
ゼロ
)
は見ないふり 横断歩道では手をあげること
4
背を丸め鼻から垂れているものを啜り真冬の熱燗を抱く
0
窓を開け空を見る朝気持ちいい「君は変わったね」と言われたくない
3
全部嘘 春にも犬にもあなたにも 愛されてみたかっただけだよ
6
思い出す 琵琶湖のほとり 光る山 叶うのならば もう一度だけ
1
何処より生まれ出づるか細雪
4
「会いたい」と その四文字を待ちぼうけ スマホはいつかエネルギー切れ
4
あの夜の幸福詰めたジップロック死にたい朝の光に透かす
11
如月の朝が来たんだ飛行機を塗り替えられるほどの白さで
9
張り詰めたつめたい朝の綻びを繕いきれずこぼれゆく冬
4
くちびると苺の区別つかぬよな君とはぐれるなら冬がいい
8
木の椅子に夕陽が溢れ制服の下に隠したナイフを照らす
10
「人類は滅んでほしいがあなたには生きててほしい」とか、人は言う
3
君に触る男の手が今すぐ消し飛んでしまえ あ、ひねった足
2
あるがまま 信じて着飾り嘘をつく 君が透明、いつの間にか春
1
どん兵衛の時間測る時 siriを使うと 俺は本当にトニースターク
4
話し合い する気がないね 最初から ママの基準が この世の全てか
2
ホテルの自動販売機で光るビール 大人になれない蛹がここに
3
お互いに話したことはないけれど居ないとなぜか心配になる
2
六時 五時 四時 三時 二時 一時 十二時 今息をする瞬間に
1
佃煮はあんまり好きじゃないけれど その荒れた手が酷く赤くて
2
寒波来て猪鍋(ししなべ)すする山伏(やまぶし)の手のすくいよう日本画で見む
3
冬の夜 通りすがった猫だけに目撃された僕の失体
1
四十路前 頭の中にあるものは 美味しいものと ママの言い付け
1
そこは天国
(
ヘヴン
)
いつか行こうと笑う君ブルーハワイは甘さを残して
2
海底に籠っていてもかまわないしんかい2000で逢いにいくから
1
「だいすき」が泡
(
あぶく
)
に変わる水の中君は上手にそれを飲み込む
0
信号が青ならきっと変わってた チャットモンチー 泣けてくるんだ
3
やや温い知覧茶飲み干す縁側の監視のごとき鷲の旋回
1
2021に取り残されて、冬 まつげに雪が積もる早朝
2
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