打ち上がる 花火に全部 持ってかれ 心の霧も 晴れて消えてく
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大小の 島々連なる 瀬戸内で 楽しく暮らせと 我願うなり
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ちらほらと日向ぼっこの猫を見る寒い冬にもこれだけはよし
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身につける物の厚みが増してゆくやっぱり冬はやって来るらし
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青すぎる空に飛行機ゆっくりと真一文字に彗星のごと
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晩秋の 昼間のひかり 薄まりつ 風にまざりて はや粉雪の舞ふ
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人の所業。 善か悪かを 見定める グレーのラインの 幅広き
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ホテルの部屋までもササッと片付ける主婦の悲しいさがなり
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終点とホームに着けば幕上がる会社へと続く始発の旅が
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人間がねむる時間の新雪に先客の肉球の足跡
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息を吸う鼻先までも凍りつく冬と闘うので精一杯だ
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今はただ凪いでいたいの喜びも吹き荒れないで 溺れてしまう
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忘られた窓の風鈴ほろほろと鳴きもしないで月をみていた
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百均のシールの貼り方一つでも兄と異なる向きのこだわり
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理不尽な叱責受けて押し黙る一から百まで反論できる
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首元の寒さが染みるクールビズ防寒としてネクタイ締める
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筋腫ちゃん シクシク痛んで自己主張 面接じゃないんだ アピールするな>いるのは知ってるよ
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いよいよだ!イルミの点灯始まった でもね君が一番光るの
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お昼には 貯めに貯めたるポイントで お疲れ様会 焼肉ランチ
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タヌ猫のワクチン無事に済みまして 母と半日まったり過ごす
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定期券 更新忘れ 朝気づく 急ぎ更新 遅刻寸前
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たましいを吐き出すように息を吐く このまま溶けて消えますように
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分かってる夢の時間は速いこと 現実行きのバスに乗り込む
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風呂上がりゆっくり乗った体重計 明日あす から仕事頑張ろ、誓う
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「おい、起きろ」朝風呂めっちゃ気持ち良し 息子カレはまだまだ夢の中で
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ロッカーや下駄箱ナンバー探すのは 13だった彼の出席番号ばんごう
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湯気の中人々はみな微笑えみ浮かべ 非日常の幸せひた
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午前6こごえる寒さと露天風呂 「あー幸せ」と声に出しをり
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日常を放り出されて夢の中 覚める時まで続く幸福しあわせ
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森で今 枯れ葉の下のドングリを こりすがかんだ ガリガリガリリ
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