時安菜摘  フォロー 3 フォロワー 8 投稿数 18

理系でも歌を詠みたい女子大生。気まぐれ更新。よかったら是非。

晴天もブルーシートも君の瞳も 私の花見 みる色は青 

「悪い子」になってみたくて油性ペン握り黒塗りにした卒アル 

かくし味は生地に加えた恋心 170度に予熱しながら 

「さくらんぼの茎結べる!」自慢する キスしてくれと言わんばかりに 

頬つたう泪がからいカナシミは塩分濃度に比例するのか 

「左様なら」と「それじゃ」は同じことを指す どうして前者はかなしいのだろう 

ピンクより水色選ぶ女子でした「かわい子ぶらない自分」気取って 

誕生日おめでとう、とは送らない ただ美化された思い出を抱き 

「もし僕がAIだったら、この恋もプログラムだとしたら、どうする?」 

二点識別実験の爪楊枝 君に刺される痛覚に、幸 

休日にお茶を点てては「結構な御点前でした」ひとり挨拶 

「引力」の熱き響きに触れも見で寂しからずや物理解く君 

あいみょんのギターに合わせ 泡立て器 たつメレンゲにロック聴かせて 

王子かな りんごを齧る私みて「白雪姫」と笑うあなたは 

東京の足下の民へ何思ふ 光に腕を盗られしオリオン 

得意げな右肩上がりの君の字が黒板一杯満ちてゆく午後 

【「雪」の字源】 この世が白く輝くのは、神の「ほうき」で掃除したから。 

透明をあまた集めて白となる色の不思議を思ふ初雪