野球サッカーラグビーバスケにゴルフ将棋 速報多すぎ ピロピロ鳴りすぎ
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深夜2時 寝ぼけた頭に レモネード 酸っぱい刺激で 夜勤に備える
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はいかいは 自由への意志か ないてきな 必然あるか とりあえず寝て
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手をかけた野菜が不良と半押され一山ナンボで叩き売られる
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離婚して気付いてしまった事がある恋愛なんて遊びでしかない
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とうきびを剥いて驚く乾いた実。煮込んでシチューにしてくれたひと
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雪国を出たことのない人々がこんな夏など異常だと言う
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日照りのち浸水うけた畑には汗も期待もさらって行った
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「吾の妻がそばにいるよな安堵感」愛の言葉がつまり「あずましい」
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この今が いちばん若い 親の顔 今できること できるだけやる
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余命二十四時間分の十八の風が冷たくなってきました
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風景にお前を代弁させるなと言われたような気がして消した
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新しい鞄を使うときだけはペットボトルにタオルを巻く派
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私 一億年後にはオパールになりたい オパールの肋骨 うふふ
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長袖のレースのカーディガン羽織りおる 我のスカート涼風揺らす
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日曜の 惰眠から覚め 夜の銀幕 終わりよければ 全てよし
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届き合う想いが嬉しく温かく オンライン上のこの場であっても
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雷鳴と土砂降りの隙間 微か鳴る 夕焼け小焼けに 耳すます窓辺
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感情を 言語化しすぎでなかろうか ほえたりないたりさけんでみたい
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大小の同じズボンが裏返し脱ぎ捨てられて風呂慌ただし
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子育ての話に乗れず減るコーヒー 足元を見るヒールは一足
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ぶんぶんと イヤーワームが 動き出し 大合唱が 始まる頭
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飛び去った鳥の巣箱にさよならを縁があるならまた出逢えるね
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何人も祭りに行くのをじっとみて音だけ聞いてる他郷の私
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ニコニコしながらピースしていたけど友達二人は絶対うそ
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赤羽という感じの人降りていき大宮っぽい人乗ってくる 
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路地裏の匂いを思い出す幸運 向こう側にはいつでも行ける
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競争と 欲望だけに 支配され 無駄な一生 過ごすでないよ
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四時間の 醜態晒す J事務所 もはや見切りと 秋風が立つ 
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精一杯 思うどおりに 生きてみろ 神はいつでも 愛し続ける
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