先生が「努力は裏切らない」と言う 裏切ったら許さないから
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蝉時雨 涼しさ示す ものとなり 蚊トンボ飛ばぬ 灼熱の夏
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何故やらぬ 夏の宿題 今日までに 終わらせてやると 豪語しながら
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中学の テストで五点 取ってから トラウマなった 加減乗除よ/百点満点で…題『学校』
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一億が 総火の玉と 唱えてた 愚かな国家 二度と興すな
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Uターン ラッシュの事故よ 悲惨なり 自分が黄泉へ 逝ってどうする
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指先もそのくちびるも耳元で優しく呼んだわたしの名まで/ 記憶
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振り返る事はやめよう戻れない 前向き歩く私のために
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戰乱の臭ふ 澁谷交差点群衆も靴鳴らしかへらず
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奇蹟のかけがへは誰がつぐなふか瞭然と蘇りなき慰霊碑の石
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神神に主神のあらば 靑藍の仔を降しまづ人間を亡ぼす
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父殴てる馴犬哀し。頸枷に「愛われを創れり」彫られて
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復活祭へにがき蕗煮ていもうとはロザリオなどゆめかけざらむ
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われ義しき國民なれば崇拝すクリスティアーノならず 墓を暴かむ
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國民総戦犯ゆゑに絶たれたる昨年の忠魂碑はたれのはか
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戰犯とは不肖の綽名われいくさに倚らざれども死なず
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敗戦忌 すめらみことへゆくすゑをしめし若き柩工は死せり
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人草絶ゑて弔鐘へ祷る慰霊碑へ霙 皇帝とは誰なるか
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ひと粒のオアシス授けエアメール「ザナルカンドにて」と書かれおり
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君の目にわたしは道だとうつるらしい 早朝四時の大運動会
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ぴったりと背中のくぼみにふわふわの四つ足ちゃんがごろごろしてる
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暑いでしょう お水をどうぞここはもう大丈夫にしてゆきますからね
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お爺ちゃん無事に着いたら掛けてねと精霊船にケータイ載せる
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新聞に平和の俳句詠まれおり 嫗おうなの耳に軍靴の音今もと
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料理動画気付いてしまう私には食べさせる子がもう居ないこと
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足の裏重い身体を踏ん張ってめくれたハート歩めば痛む
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終戦に何か詠もうとするけれどどうか一生足りないままで
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波間には夏の記憶は無くてたださらいきれない過去があるのみ
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濃翠の森 虻耳掠め野天の湯 我が血欲しいか幼蟲のため
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雨による傘と名の付く距離感が好きだったりする 恋に恋して
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