Utakata
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月二回夫を施設に見送りて友は自ら医院をはしごす
8
気になって仕方ないけど恋じゃない痛いほど腫れてる虫刺され
8
朝シャワー 煩い蝉に ぶっかける
1
病院の耳閉感と微睡みとアイスクリームと胸のリボン
3
知り合いに 優しい人が多いから 浸透圧で萎んでるだけ
6
青田からリリィシュシュの音がした光と影と君とドビュッシー
4
「知ってるよ、ストロンチウムは赤でしょ」と先手を打てば「紅だよ」と
5
頭がクラクラするのは、暑すぎる夏のせいで、君のせいじゃない
6
日に二度の 安否確認 Utakataの 「さっきみたのに」。ながいおひるね。
8
添加物少しくらいは平気だよ 母への忖度すごいね君ら
3
気苦労をひとり抱える気性
(
タイプ
)
なり ゆえにやむなし どうともならぬ
6
母は無事 留守番・猫
(
タヌ
)
も無事だった 一息ついてお茶でも淹れよう
6
内祝いのオリーブオイルはカルパッチョに 夜深まれど酔は進まず
3
ふうせんが なつぐもめざす ぷらふらと なつかぜ なでる 楽園の花
5
愛以外なにが必要なの? なにも必要じゃない 愛だけだもん
6
あさ おきて さむらいさんが 「ようやった。」 というので やすんでいいですか?
4
たそがれが となりにすわる オレンジに染まる どこかに ぬくもり さがす
4
具沢山お味噌汁の湯気を吸い込みて 猫舌あるある しばしの待機
7
この時期はどちらかいつも風邪をひく 五年日記は予言の書なの?
5
この季節 仏壇にそなえた 缶ビール 一瞬にして きえていくよ
12
盆休み 新たなルート開拓す 朝から登る 未走の山道
9
たましいを酒に浸したその人は幻覚の盃 美味そうに干す
3
駆け出せば はしるとわたしが重なって「走る私」に納まっていく
6
智恵の実の紋を抱けるその手より飛びたつ青き鳩ぞはかなき
3
ユニコーンには角が生えてる優しさは茎に小さな棘を飼ってる
4
台風の季節は青菜もうひとつパンや牛乳あともうひとつ
9
蝉時雨バリアにすっぽり捕獲され そのままワープしそうな路上
13
決めきれずズロリと過ぎていく三十路の夏 化粧が溶ける
9
拝啓 酷暑の候 という文字を見て「ほんとだよ」と思うなどした
9
昼食
(
おひる
)
のこと考えられない 時間惜しい 三大欲求 猫・睡眠 ・猫
7
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