家の裏シオカラトンボ飛んでいる秋の足音近づく日なり
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少しでも元気になれと病院通い 猫の治療費冷や汗たらり
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久しぶり 目覚まし時計に起こされた 寝起きの悪態むすこ わからないでもなく
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奴は言う 俺が必殺覚えたら "戦争"2文字の 概念ごといく
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秋までは かえりみられぬ ねこベッド 夏のあいだは だんぼーるがすき
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来週は数日 実家に帰る週 キャベツ一玉 買って如何どうする
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朝起きて「君が隣に いたら」とか そんなことばかり 逡巡してる
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夏バテが凄まじいかと覚悟するそんな心配誘う涼風/フライング
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突然の停電となり思い知る 此処には水もガスもまだある
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あれほど眩しかった防波堤が白く乾いて疲れている/久しぶりの自由律
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目に映る全てのものの端々に 君を見出す恋したばかりに
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いにしへの氾濫せし原は田にかはり原風景といつしか呼ばる
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地獄での運動会は火の玉入れ金棒倒し鬼のキバ戦
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幸せに必ずすると言ったわね人生返せこのダメ亭主
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「行っていい?」「母さん仕事、パパいるよ」「そう、いないならやめておきます」笑/長男より
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天と地が安寧の日を捲めくりくる 普通に明けし幸を知る朝
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夏祭り浴衣姿の孫二人帰り夜道に蛍飛び交う
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米びつの僅かに残りし白米に想いを馳せる新米の湯気
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庭先の鈴虫が鳴く夕暮れにススキが揺れる秋の訪れ
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煌きを私のそばに置いてから、のべつ幕なし広がる
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来ぬ人を松屋の窓際午前二時 もういいかげんやめにしましょう
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助手席が空いた二人の帰り道「この先一方通行です」
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花と茎ガーベラみたいな白の菊 葉は茹でました高かったから
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「今夜飲めば明日は禁酒」とか言って 寂しい夜を調整してる
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いてロールシャッハの染みふと浮かぶ わたしっていったいどんな人だっけ
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あと何度父の手握って歩くのかいつか懐かしむこの感触
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どっちがいい? どっちでもいい。 答えると どっちか聞いて いるとかえ
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「オナカスイター」頭突きするねこ 暗闇の中で抱きしめ ゴロゴロ音聞く
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憂うつも 忘れるほどに 幸せな 恋する気持ち 思い出せたら
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プールサイドの「たられば」は不道徳 グラビアアイドルと来ていれば
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