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増えるから数えないでと泣いた凍て星とよく似た並びの黒子
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海原に ひかりのはしらゆらめいて ろうろうと鳴る弁天のうた
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辿り着く黄泉の水底 横たわる抹香鯨は神か仏か
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起きがけに洗面台にも行かないで 見たい顔は庭の住人ハーブたち
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潮の香が満ちたこの土地で育ったの 息を呑む宵 光る明星
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蜂蜜が染み込む月のパンケーキ 靄を吸い込み明日は長靴
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話しベタな君が話すスキを聞きたい そんな私は聞きベタだけど
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昨日まで押し殺していたあの歌が あなたの声で頭に響く
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特別に名前があってもなくっても えにしはなかなか変わらぬようで
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掌をなぞる仕草が懐かしい 握りしめたくなっちゃうじゃんか
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今ここで うん、と言えたら楽だけど 夜風にちらつく くぐもった日々
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貴女なら素敵な人と出会えると 貴方が良くて泣いているのに
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恋の歌私は書けない そう言って ほんとはたぶん照れていただけ
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庭で手折った沈丁花の香り満つ 背伸びした香水よりも素敵に
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いつまでも私があなたの特別であれ 一番はもうあきらめたから
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つんとくる冬の空気を纏う君 毛布にくるまる温度わたしと混ざって
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良い友で、なんて綺麗に言うけどさ 想った時間が長すぎたんだ
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秘密箱かちかち鳴らして 紅水晶 ときめくたびに握って祈る
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気付いたら 私の好きな曲も映画も あなたが好きだと言ったものなの
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彗星と地球の巡りにあわせては 元気にしてる?と受話器をとるの
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こうやって あなたのきれいなところだけ 積み重なってオパールになる
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