たまにね 思い出してるよ その時天国に 花が降るらしいじゃん
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あの人は今日も居るかとドア開けてさがしてるよな「うたかた」の場所
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いつもより五倍の値段のシュウマイを食してみたが違い分からじ/楽陽食品派
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月末に期限が迫るポイントを知らす店員嗚呼ありがたきや
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いまはもうえん所縁ゆかりもないけれど いつかあなたに、また会えますか
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なぜだろうクールな私 母親の介護の時は赤ちゃんコトバ(笑)
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曾祖母がいちじくを好きだったことふと思いだすいつもこの時期
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それぞれの歌の向こうに人がいる知らないけれど知っている気が
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手探りで 踵に刺さった毛は抜けた こころのトゲも抜けてくれたら
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少しだけ一緒に待とう、夜明けまで 日が昇ってもまだ夜とする
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怖がって何もできなくなっていた おせち料理のチラシに苦笑
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誕生日 今日ですべてを終わらせる覚悟が揺らすあおいロウソク
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苦いけど程よく甘いけど辛いそれを我らは恋と呼ぶのか
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あんなにも 欲しかったのに 手に入れた 瞬間しゅんかんだけで 案外普通あんがいふつう
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酒呑まれ いつにも増して 大胆に 近付く君の 窄む唇
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艶のある 君の八重歯が はにかむと 覗くその度 僕もにやける
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讃えるに 語彙が足りぬは 僕のせい 安易に君を 比喩など出来ぬ
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痛む歯にカステラばかりしゃぶっては知力体力果てちゃいそうだ
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甘い柔らかい旨みをぎゅっと凝縮し肉汁じゅわっとプリップリッ これらの言葉を使わず感想述べよ
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立つかぜにおのづすさめるイーグルス われもとらはる空蝉うつせみ宿やど
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獲物から罠にはまるを待つ蜘蛛はチーターの狩りを羨むだろうか  /受身と能動
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首筋に保冷剤巻き揚げ物を あっという間にごちそうさんとは
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自らを好きになれない君だから 代わりに2倍の愛を伝える
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日焼け止め、潮の香りの手のひらを君と重ねて夏を見送る
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あなたのねメッセージもじが欲しいと思ったの 白いノートに🤍ハートが踊る
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しるすのは スマホでなくて 紙がいい シャーペンの音 香る消しゴム
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決戦に備え今まで見た武器がIKEA1階に再集結
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もう少し身の丈に合う恋愛を すれば良かったそのはずだった
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枯れの葉の 海に飛び込む 君の名を 呼ぼうとするも 喉が閊つかえて
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君の居る 世界はこうも 愛おしく 疾はやる動悸に 我を忘れて
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