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「あの街の特産品は苺」かと高速分岐を左へ曲がり
10
海水で濡れた裾見る片割れの 帽子の影が深海のようで
5
クッキーにのってるチョコが溶けだした指をぺろりで、夏迎え撃つ
11
杉の葉の細波去りて一息をつく暇もなく檜の薫風
7
リビングも冷房になり冷えちゃって 四月にオレンジ生姜の紅茶
10
島時間 ゆったりと時は 流れるが 暮らす我が子の 戦場なりて
17
春風に揺れるカーテン眠る犬私は静かにオカリナを吹く
16
陽光の そそぐ公園で 君を待つ 舞い踊る
桜
(
はな
)
木洩れ日の中で
8
夢美月 桜吹雪に 誘われて このままそっと きえてしまおう
7
うたよみん短冊ひとつに一首づつ良き事だけが浮かぶあれこれ
11
待ちわびた 花の季節は短くて ひらひらと散り 五月の空へ
21
指太い?アイフォンだから?押しにくいハートの小さい私なんだね
12
現実もリセマラ出来たらいいのに。
(
幸せで甘い人生のまま死にたい
)
いちごみるくに溺れて死にたい。
4
まだパズルのまま 大昔に崩れた外国の塔の景色と、それに相応しい表現
3
あたふたと 用事済ませて 振り返り 落ち着きのなさ 深く反省
9
陽が差して 日傘デビューで正解だ 安いパン屋を巡る
お散歩
(
たのしみ
)
16
長き
翅
(
はね
)
たたみ吾の胸着地する天道虫の
丸
(
まろ
)
さ愛らし
20
雨傘の黒い布地に薄紅の 連れて帰った桜の花びら
12
引っ越してひと月経っても生きてるの、植え替えに成功してて草
9
憂うつと爽やかな日の繰り返し気象と同じ病いにあらず
12
新緑とカンザンの花と白い雲 三色団子がたべたくなるよね
9
白い丘 綿毛になってたんぽぽがまるく寄り添いフライトを待つ
15
君を待つ世界はいつも冬だった そうだね僕は春を待ってた
11
辻井氏の演奏を聴く 感動は 視えないことよりピアノへの愛/ TAKAKOさまへ
6
叛天使はらめる暁の立葵青く告解の十字架へ斑なるみどり
6
日本語の 美しさとか むつかしさ 三浦しをん氏 の作品に学ぶ/「舟を編む」
13
少年は展望室に青年は燈臺がいしずゑへたちぬ、岡と岡
6
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッテ画伯憎しみき群天使、葡萄、鳩尾
7
映
(
ば
)
えなくて 薄暗くってもいいからさ 行きつけの
紅茶店
(
カフェ
)
また行きたいな
14
くるくると よく変わるのが ねこの目よ 丸くなったり 細くなったり
12
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