二杯目の珈琲を飲むデッキにはサンキャッチャーが思考を散らす
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冷たさに頬がきしんで目を閉じる風切る音は冬の言祝(ことほ)ぎ
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日曜の午後の陽ざしに誘われてデッキに集う私と猫と
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旧文明 魔力の源 半導体 カードSuicaは残して欲しい
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後悔は後に悔やむと書くんだね『連絡しません』言ったそのあと
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開けた窓 吹き込む風は 清らかに 荒(すさ)んだ心 突き放す
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一月の日射し明るき林間を母と歩けば冴ゆる阿夫利嶺(あふりね)
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おやすみと前髪(まえがみ)撫(な)でて春(はる)の闇(やみ) いつまで続(つづ)く 今日(きょう)もおはよう
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猫砂を包む古めの新聞に今もう見ないタレントの笑み
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良心も 広告もない 君は云う「楽しくなければ テレビじゃない」と
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温かき 春まだ遠い 冬の日に メダカ餌やり 共に春待つ
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本当は叶えたい夢があったそうな もうすぐ この映画も終わるよ 席を立つのかい?
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女の泣く テレビの宴(うたげ)は 終わりけり 仲居(なかい)は去りて 秘密を漏らさず
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玄関「ガチャ」ねぼけまなこの ねこ目覚め おかあちゃん、それ、いちごのけーき?🍓(おとうちゃんのね)
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ケーキ箱 受け取り現地解散で 帰りは夫(キミ)と手つなぎ ゆっくり
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義実家は サクサク歩く人々なり ねこ母いつも小走りでついてく
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信念で生きているよに見える人家族は曰く頑固で気まま
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腰からの膝の痛みと言うけれどこんなに痛いもんなのだろか
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打ち寄せる白き波間に溶けるのはさみしさと名付けた淡い夢
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さみしさも白く泡立ち消えるんだ波の音に消えゆく夢も
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曇り空 心の奥のさみしさもいつか晴れると信じていたい
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願わくはローランサンの絵のように グレーが基調でピンクとタキス
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寝る時も ちょっとそこまで行くときも グレーのスウェット上下で着たい
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横顔のきれいなひとが好きですとわらう貴方の横顔が好き
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第八は(フジテレビ) 台場潮風 浴びた末 黄昏迎え 寒き冬来る
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占いを 受けて示せり 進路先 僅か晴れるか 寒空の迷い
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ひさびさに アキバを歩いて 驚きぬ 店がなくなり 建て替える冬
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ぐさぐさと 努力のできるひとたちが雪のわたしを踏みつけた、赤
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かっとして荒言(あらごと)放ったその後で 遠い記憶の若き妻の眼
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だから駄歌 学を衒えど語彙貧し 色恋詠めぬ哀し我が歌
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