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懐かしの母校に我が師はおらずとも、聞こえる気がする説教……うるさっ
6
炎陽下 魚も鳥も花も木も けものも虫もみんな生きてる
6
ヒヤヒヤと齧る梨の実その根元ロシアンルーレット似て怖し
8
桜色畑彩るコスモスが涼風受けて時々黄色
18
フィトンチッド満ち満ちる森 腕広げ澄んだ空気を胸一杯に
6
4か月ぶりのデートは1時間半これまでを手繋ぎ話す/8月23日
9
血の紅に彩どるその花畦道は彼岸へ
誘
(
いざな
)
う架け橋なるかな
11
透明な花火が咲いて滲む床いつか忘れてしまうとしても
5
山の端に落つる日射しは夏ながらこなたの森に蜩の声
13
氷水飲んで火照りを落ち着けて君への残暑見舞いの続き
12
燦燦と 輝ける星 名は太陽 全てを照らせ 地の果てるまで
8
愛してる、それで、つまりは、だからその…… ロマンティックにゃ、言えやせんけど、
9
労働を拒むおれたち 夏はいま禁治産者の五月祭かな
5
手の甲に見知らぬ冷たさと熱を感じ続ける夏のCメロ
3
運命を買いためて来し男ありダービーの日は『優馬』を読みぬ
4
パーラーのいちじつ暮れるおれがまだ苺ミルク待ってゐるのに
5
澄んだ水凛とした音淋しさと無数の光を浴びる大海
5
海は死の匂いで満ちた楽園で誘われるまま終わりに連なる
4
割れた瓶突き刺す両手赤吹いてでも痛くない不思議と今は
4
そのかわり風よ嵐よふく夜は僕の事など忘れておくれ
4
キラキラに見えてしまった夜だって君を愛する理由にならない
4
ひとりぶん ちいさな甘めの たまごやき 卵は一個 巻けるけど焦げた
11
汗掻いて 喉乾ければ 水を飲み 覚ませは横で セミは鳴いている
3
今朝6時猛暑を超え屋上涼しげなりされど27.5℃
3
切なくて鏡を見てもやるせなく化粧なんかもする気が失せる
7
君もらう梨のおいしさうれしくて梨好きの義父にお供えす
9
衰えぬ残暑の車上に舞い落ちた一葉きりの秋の先触れ
11
朝八時暑い暑いと蝉が無く何時まで続く地球高温
5
赤とんぼ夏の終わりに舞い踊る秋待ちわびて風恋しい
8
理不尽に 失くなる命 見てはただ 因果応報 戯言にみえ
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