焼き芋とわらび餅の売り声が 冬と春との狭間で躍る
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姿イカフライ真実とめどなく詰められるとき折れてるだけ?
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勤め終え三十余年の詩歌詠み 一つに纏めんと終日(ひねもす)睨む
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なんとなく避けてた色や数字って きっと あの子が好きだったもの
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カルディで買ってはいけない甘い罠 ハニーローステッドピーナッツでさら呑み
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頭脳(こころ)には 忘却という 便利機能あるのに 削除されぬ古傷(トラウマ)
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古き良き 友と再会 久方の しばし語らい 今昔の笑み
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ツナサンドかぶりついたらオイルまでマヨの塩気と昼のざわめき
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デスクトップの 中にただ 酔うネオンテトラ パソコンゲームの ドット輝き
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賃金を使う費やす国のため、「敵」を倒して「どうのつるぎ」買う
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今日も君に 「愛してる」って 伝えたくて 夜空に月が 出るのを待ってる
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壇ノ浦 戦に負けて たちまちに 海に沈むる 平氏の栄華
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街の夜(よ)を 最上階で 見渡せば ビルの灯りが 滲む星座に
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争ひたる訳でもないのに もやっとす 最低限だけ食べて頓服
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世界から浮き上がるよう新品の白スニーカー履きて草踏む
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夜が明け家内はすぐに起き出すが、吾は出勤一時間前 (五五年間変えられず)
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雨上がり今か今かとまちわびてならぶ水仙のくちばしたち
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深窓の令嬢( )はベッドからミナモシティの夕日に焦がれ
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ほろ苦き菜花のみどり冴え冴えと今夜の膳に小 鉢を加え
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制服の背中を見つめこみあげる 三年間のあの日この日よ
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世界から仲間はずれにされているような、休日の十五時半よ
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あこがれの地球のくらしけふからは一緒に食べられますねおにぎり
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我になる以前のぼくに遭いたくて同級生と呑もうと話し
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芝居だと一幕終わりぐらいだね自分のことは何でも知ってる
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「助けて」と君に言うのは怖いから 知らぬ人に笑いながら言う
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2年後から来た人の話を聞く生命保険を増額しとく
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靴ひもを しゃがんで結ぶ 足元に 小さく可憐な スミレ広がる
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口笛に オウム返しを ホーホケキョ 梅の花との 色のハーモニー
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悩んでた 小川さらさら 癒される なるがままに逆らわず流れ
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できること増えて褒められ得意顔 照れ臭そうな顔がたまらん
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