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いちばん近くていちばん果てない 海の青みたいだ恋しいあなた
3
かりに来む鶉の床に秋暮れて霜に枯れゆく深草の里
5
艶めいた上唇の黒子まで引き寄せられるブラックホール
4
牛飼いに問えば指さす桃李の村今夜の酒はそこに決めよう
8
後輩に渡せなかった紅茶煎れ、もらったお菓子といただく時間
8
街に出て見上げてみれば
黄葉
(
もみぢ
)
せるメタセコイヤは空に突き立つ
16
秋と冬 境はどこと 北風と
銀杏
(
イチョウ
)
の並木に ふと聞いてみる
13
われを憎む妹たちの夕月を洗面器にて保存し眺む
4
砂遊び見守る母は北風に 吹かれ凍える季節が来たり
13
耳鼻科医は いそがしそうに ひとつまみ 「奥は化石だ 溶かして来週」 /耳垢記前編
11
取り放題ペース配分間違えてデザートのよに食べるタクアン
7
昔よく通った店で昼食を 讃岐うどんの麺の太さよ
4
公園で遊びまわった翌日の松ぼっくりが転がる車中
11
新聞の年相応の人を見てバックミラーで目元比べる
3
気苦労の面倒くささとボケ防止 秤にかけつつ今日も出勤
11
あの時に 買っておけばよかったと 不意に襲う買わぬ後悔
7
血をわけた小さなひとみ稚児は睨む力を込めて地平のさきを
2
生き辛い世の中だから バーチャルな 短歌の中に浸る幸せ
3
丸型のベッドの端に あごを乗せ 眠そうなねこ オヤツの夢見る
7
美味くない…失敗したのではなくて体調が悪いことにする
6
取り込んだジーパンぐいっと裏返すこれがなかなか力要ること
15
一陣の
旋風
(
つむじ
)
舞い
起
(
お
)
く 駅伝の 野菊揺らして 秋走る
女
(
ひと
)
9
堤にて 荷車を押す 上がらない 何度勢い つけても上がらぬ
13
風
荒
(
すさ
)
ぶ夕べの峰の梢より谷に響きて猿叫ぶ声
6
巌
(
いはほ
)
より雲を見下ろす荒鷲の
羽
(
は
)
に
銀
(
しろがね
)
の夕霜ぞ置く
6
本能寺消火活動参加する夢を見ました(がんばりました)
16
専用のスポンジ使い茶渋取り スッキリとする月曜の朝
10
一瞬のブームが去ってまた片し電池抜かない玩具が喋る
8
散らかった朝の都会は夜残し鳩はのほほん私は会社
7
サンタさん私服で仕入に来てるけど隠せないのがおヒゲとお腹
8
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