来月の〈健生塾〉で映さむと自慢のネタをパワポに仕込む
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朝活で、短歌を詠むが、頭はまだ夢の中か、夜明け前電車
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納豆の醤油、辛子に薄ビニール。汚さず扱う人はマジ神
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グラタンの重たい皿を拭きながら「冬も終わるね」母がつぶやく
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あーあれな ケンミンの 餃子のタレとか マジ殺意わくわw
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小袋に入ったタレがマジ苦手そんなに飛ぶな散るなしぶくな
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不本意な些細な事が重なりて 酒か薬を流し込みたし
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花会式 十種の造花はなが咲き誇る 心の春もきっと、もうすぐ
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帰り道 わざと寄り道 夕暮れの 君の影すら 長く見てたい
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母直伝たまごサンドはだし巻きで ちょっぴりうれしい季節になった
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はちす花 種が実りて地に落ちて ひととせめぐり永遠となる
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革命はすがたなきもの 人類のはんぶんぽっちの産声を聞け
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たまご落つチーズの焦げ目と午前零時 トーストのうえに楽園がある
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結婚は嫁の意思など弱いもの嫁ぐ先には血縁は無い
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する気なら早く結婚しちゃいなさい物怖じしない時期は短い
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先達のせなに星の足跡 駆け抜ける夜空の街を 明日のきせきを
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眠れない夜はあなたの声だけがなによりの薬 わたしのヒーロー
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信念を貫き通す背中こそ あなたに教わったことでした
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父の味思い出深きチャーハンのレシピはいまだ秘伝のままで
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オリオンはひととせたてばまた空に いつしか会える すぐそこにある
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ほしぞらのような景色 あなたのための わたしのための 世界のための
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親切に されたら次は 親切に しようと思う 優しい世界
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香りたつ 燃ゆる蝋燭 短くて 卒業の文字 頭に踊る
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一斉に宇宙そら持ち上げる土筆たち星と交信年に一度の
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おじょうさまお水をどうぞとメイドが如く 猫にかしづくうららかな春
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チビ猫のナデナデたいむが減っちゃうよー おかあちゃん、そろそろ「すまほ」をおいて
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少しでも 痩せたい気持ちで 半身浴 汗はかけども 体は重し
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自分だけ たやすく願う 地獄行き。お前は来るな、幸せになれ。
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🐶こっとんと、ホテル泊、みんなで川になり、真ん中で、ぐーすーワン
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初孫もう可愛くって、かわゆい、ゆよやよん、また、あいたいよ
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