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宍道湖のしじみは名物だと言って帰宅する父ホクホクの顔
5
起き上がる私に君が差し入れた朝の明かりが視界を照らす
5
三月に三時に淹れる珈琲をアイスにするとは思わなかった
7
降り注ぐひかりのどけき春なれば集いし人の輪こそ花なれ
10
良し悪しは別だが石破答弁が変に楽しい言い方の妙
12
すやすやと よいおてんきの まどぎわで ねこたちならんで
ゆめのなか
(
夢の中
)
なり
18
十六茶 そんなにカラダによいものか 今月ロキソニン飲まず乗り切った
15
寒くない風吹き割れた雨樋がどたばたと鳴る
春陽
(
はるひ
)
注いで
13
自分下げ 止めてと懇願「かわいい」を 受け入れてよと 尻むず痒い
2
カゼ吹いて 花粉とウィルス舞っている 大丈夫俺は飛ばずにここにいる
1
先頭車両より眺む 爽快に 車窓に映る 線路と桜
19
ねえ聞いて聞いてもあるし聞きたい聞きたいもあるのキミに逢いたい/三月下旬
8
親知らず抜かれるとも知らずに そこで聞け俺のアンダーザーシー
6
散り際わの花さえ見えずうずくまる悲しみの果てたどり着く土地
4
友の歌う「さくら祭り」の舞台なる 「開花宣言」
未
(
いま
)
だ出ぬらし
8
まんまるになったさくらをみにいこう 春をおにぎりごと食べちゃおう
5
電池替えチチチと今に走りそなガス点火
音
(
おん
)
早さにびびる
16
ぱそこんと ねこは だいたい せっとなの (乗って)あたためてみたり あたためられたり
13
春・駆け足 そんなに急がなくていいよ 桜が戸惑ってしまうじゃないか
15
梅満開 三寒四温のリズムずれ オフよりオンのシェア上昇
12
君の背を抱いて跳躍したせつな夢から落馬した僕でした
4
墓参り済ませ安堵の夕日差すコーヒーの香とカーペンターズ
12
「春雨じゃ濡れてゆこう・・」どころじゃない雨足に庭の積雪もぐんぐんちぢむ
5
不在ってこんなに存在 空っぽの観覧車ずっと回ってる夜
9
畑で摘んだ水仙を握りしめママにどうぞと持ってくる君
11
太陽が懲りずに僕を追いかける僕は絶対孤独になれない
6
お寝坊さんいつまで寝るか知りたくて敢えて起こさぬ土曜日の朝
9
現実に若返ること出来ないが夢では時に若者になる
10
母親が 俺と息子の うしろから 死んだ親父と そっくりと泣く
12
悲しいね 頑張ってるよね 寂しいね 自分以外に 言われてみたい
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