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探しちゃう 見せると笑ってくれるから 君の名前のコアラのマーチ
5
終電にあすへと生きるたくさんのあはれいのちは涙ぐましも
7
この髪のどの辺りまで愛してた抜け毛集めてヘアドネーション
11
人様
(
ひとさま
)
の 給料アップ 喜んで 十二月でも 話題は野球
4
福山雅治がいるならいいか残業0時の帰り道だが/師走四日・五日?
10
赤い糸
辿
(
たど
)
って行きたい冬の朝 300kmも離れた貴方
22
寒牡丹 見ることのない その笑顔 あなたは誰に 咲かされるのか
5
冬日差し セコイアの木に 見守られ 歪な答え 恋の積分
3
関東の小春日和の庭先にスノーブレード似合わぬ車
12
過ぎてゆく時の速さに溺れぬようきみを楔と定めていたい
13
永遠が人間界には無いなんて 教えてくれなかった神様が憎い
2
横風が車を揺らす冬道は関東に入り無風に変わる
10
早く着き 一本前のひかりに乗る 降りたい駅に 止まらなかった
12
読み終えぬ図書をポストに返すとき真冬の空へため息ひとつ
27
朝起きて鏡に映るその顔は乾燥しかけ
砂
(
いさご
)
のようだ
4
揺れ動く時代の世相流されて振り返っては歴史と名付ける
9
アル中の◯麗◯夢自棄酒を呷りて今日も酔い潰れけり
4
雪道に自転車のれず「散歩だ」とスノトレ履きて珈琲買ひに
6
べた凪に 平気で石を投げる
女
(
やつ
)
壊したくなる おれをみないで
8
半分を過ぎたと仮定して生きる悟り顔したティーンエイジャー
7
ぞくぞくとぞめきに乗せて勢ぞろいこれぞふるさと阿波の踊りぞ
7
三通
(
みとお
)
りの終点だけがあると知り存外こころ
鷹揚
(
おうよう
)
となり
11
豚汁と 煮物を作り 仕事行く 子らの帰省に 吾は休めず
24
気が付けば小さなつぼみ沈丁花 嬉しい発見 寒い朝に
33
過ぎし冬いぬの背走った静電気びりりとするたび駆ける思い出
8
模様編み
目数
(
めかず
)
声出し数えつつ 話しかけるなオーラ出しつつ
25
神集
(
かむつど
)
い
稲妻
(
いなづま
)
が
響
(
ゆら
)
と
千早振
(
ちはやぶ
)
る
誰
(
たれ
)
が
息吹
(
いぶき
)
で
鎮
(
しず
)
めれようか
5
一瞥
(
いちべつ
)
は何ぞ含みてさにあらん彼も彼女も世間
背
(
そむ
)
きて
7
仮借なく重ねられたる沈黙に私の青い
蝶
(
ゼフィルス
)
舞いて
6
君の優しさに涙がでる半冷半燃のかわいいきみ
3
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