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熱がでた。君が来てくれ、嬉しくて。なんで来るの?と聞けないでいる。
3
三輪
(
みわ
)
の里 神の座するといふ山に枝垂れ桜は 咲き 揺れ 散りて/
大神
(
おおみわ
)
神社
18
葉が芽吹き舞い散る花びら公園の 足元に咲くサクラは満開
8
否定形でしか語れぬ愛があり虚空にゆれるあてどない手は
3
夕方に決まって犬は窓に吠え 不審な長男おかえりなさい
9
蟷螂
(
トウロウ
)
を
籠
(
カゴ
)
に入れたる子供の目笑みを浮かべて声発したり
5
芝地にて桜見上げて寝転がり枝の隙間を縫うボーイング
11
晴れわたる海を渡ってクジラゆく 鶴の紋もつ白きからだよ
5
際を世に道こそなけれ思ひいるさへれど今世君が為なり
4
愛してるなんてわざわざ言わないが「これも食べな」は確かに愛だ
10
お茶をする気力
少
(
すこ
)
しく戻りたり(母が)甘酒甘酒言ふので甘酒
12
言いそびれ 掃き集めてた 言の葉が いま歌となり 空へとリリース
14
何となく心がぱっとしなくって リップモンスター買っちゃおうかな
13
偶に来る息子の指摘的を射て成長した分我は老けゆく
9
道端の可憐な花に目を奪われ春の散歩は長くなりぬ
15
知らぬ間に
山茱萸
(
さんしゅゆ
)
辛夷
(
こぶし
)
咲いてます雪解け流る川音聴いて
16
春の海東に向かう船ひとり杭に繋がれ沖に出られぬ
6
イヤホンを半分こして聴いていた曲の言葉が刺さる夜明けに
5
謝罪するときの気持ちはソーリーオブザイヤー2025
4
面白きことも無き世は昔から 面白くするのが生き様よ
3
一年に一歳 無事に生きられた数が 増えれば 増える幸せ
12
貴方は求める浪花節 他人に求めるコンプラ節
3
目覚しをかけない私へ贈り物 隣室からの5時半の目覚し
5
冷や飯にカップ麺汁かけた
昼
(
めし
)
こんなものかな物価高の世
14
夜桜とピザに舞い散る花びらと可愛く笑う可愛い部下たち
5
片付けた 部屋の無機質さに 自分の中の 空虚さを見た気がして
5
ビアカクテル用に
甘夏オレンジ
(
野菜生活
)
を 割ると美味いと一昨年気づいた(春夏の柑橘・期間限定ものが良き)
7
桜咲き 赤いポストに 恩師宛 変わらぬ報告 お元気願い
9
死んだこと一度もないから心配だうまくやれるか笑われないかと
7
遠くまで行くことはなし、ほらそこで花見ができる桜満開
13
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