或る冬の 微笑む君の 睫まつの毛に ぶら下がるのは 降りる粉雪
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あんなにも下手な生き方かかえつつ愛振りいて独り行くひと
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よく君と 目と目が合えば 逸らす日々 僕の席とは 斜めなのにね
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実家にて介護認定調査あり元気に浴槽またぐ母なり
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恋で脳を溶かし 煙で肺を撫で、いつも私は 悲劇の中で
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鳴く君の 首に残るは 赤い跡 花が咲く咲く 至るところに
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乾燥でハンドクリーム塗ったとて 心はずっとざらざらのまま
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割り切れぬ 日々に日夜に 歯を軋め 前を向くのを 諦め切れぬ
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飛び去りし雁の群れらを見上げては明年が来る強く思いて
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君の背に 残る歯型が 赤々と 跡を立てては 後で怒られ
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薔薇はなぜ棘があるかと考えて自然の摂理と答える教師
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ストーリーたぐって出会いを想っても君がいないと始まらなかった
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5分前に始まった世界の住人 アポロと言えばチョコ以外無い
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どんなにか ハシゴをしても 見つからぬ 質量ともに 満足野菜
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強欲が破滅を呼んだ 夢枕が媒介する奇病グラーキ
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年賀状去年最後と添え書きの友から今年はメールで届き
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引越しの箱が荷台で転がるのタバコの煙越しに見ていた
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栗ぜんざいのラス一袋 母に送る レターパックに切り餅(個包装一個)いれるか‥?(非常に悩ましい‥お正月もずっと気を揉んでた)
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自転車の信号無視が目に余る事故がなくとも違反は違反
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マツコさん観ながら女子のお酒飲むほろよいアイスティー 3時になったら栗ぜんざいだ
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コロコロと変わる予報に何度でもチェックせずにはいられぬ天気
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神などあらじとは云え冬桜咲くところに祈りなど存って
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天使売買す──真昼どき老婦人らの手の皺光る
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ややこしい世界を生き抜く皆様へ ご無事でしょうか、息してますか
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これ以上殴られないために流す血 触って汚れたくないでしょう?
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寂しさの色味質も変わりゆく試練であった記憶を辿り
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回復は 見込めないとは 医師の弁 それでも望む 父の笑顔を
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おんぶの子のめずらしきかな、ユニクロに母なるひとの若く煌めき
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日差し越し透ける茶髪にきゅんとした夏休みぶりの愚かな恋かな
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体力と 共に気力が 衰える 恩師の言葉 今や現実
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