昨日見た夢の話をしていると夢より素敵な今に気づいた
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道端で拾った愛の言葉でも大切にするあなたが好きだ
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朝ぼらけ 四十九谷しじゅうくたにに満つる霧 鹿よ導け 天命の道
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水に出で風に運ばれ火で食し ただ地へ還るさいわいを知る
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人の身に余り足りぬと思ひなば ごうと知れ つ身などなし
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あちこちと部屋の片隅君は居ず連れて行ったよ引っ越し屋さんが
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日曜の朝は作り置き準備 それで大人になったつもりに。
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23℃! 濃いめの水出しアイスティー 飲める気温だ いそいで淹れた(4時間かかる)
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たぶらかす訳などないよ君は言うちゃんと恋愛しなよ私と
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休日に何もすることない父の背を見し日々を思い出したり
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ガラス窓髪撫で直す君を見て来る時直せばいいのに思う
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休日出勤 駅のベンチの暖かさが気持ちを後押ししてくれた
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撮るたびに「遺影にいいね」と言うきみの遺影選びは大変だった
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五日ぶりアルコールandアンドカフェインが脳髄直撃、代償は何
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そう言えば「外反ではなく内反」と思ってました僕の親指
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明日から 冬将軍がいらっしゃる ストーブ出しとこ 炬燵も出しとこ
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穏やかな 波と青空 これだけで 舞台整う あとは笑顔で!
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詠む時に浮かぶ良さげな言い回し昔読んでた本に助けられ
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チビ猫は おべっどに先客 みつけたり いいもん きゃっとたわーに いくもん
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猫顔のスリッパ父が買ってきて母さんが履く好みだと言う
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雲厚く 望月のありか分からねど 写真で愛でて 月餅など食む
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この季節 思わず知らず 冷えている 風呂の湯 妙に熱く感じて
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仕事嫌い 休暇の最中 仕事好き これが仕事嫌いの理由かな
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抱かれても 何も感じぬ 穴埋めの作業に あいは存在しない
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古楽界 最高峰が 奏でたる 心沁み入る 通奏低音
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熟れたまま干からびてゆけ かのバルコンに吊るされしあはれ柿どち
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車窓から幼き日々を思い出す 母の記憶は曖昧なれど
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やさしさとユーモア滲み狼狽える 久永草太若き歌人の歌集を仕舞う
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この胸に中途半端に温もりを与えたのだから責任を取れ
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あの先に 何があるかも 知らなかった あの日あの時 十三の夜
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