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寝ても寝ても眠くなるのは
(
と
)
年齢
(
し
)
な のさそれが還暦すぎと言うもの
9
「お入んなさい、さあどうぞ」縄跳びに入るとそこは無限のTSUTAYA
7
「きらきらすればするほどかなしい世界もあるね」ときみはワイン揺らしつつ
9
冬枯れの景色に飽いた我の目にすいと飛び込む
磯鵯
(
ひよどり
)
の
蒼
(
あお
)
25
寝る時間増え いつ立てなくなるかと 我が愛犬の
齢
(
よわい
)
十六/ふた月後に十七歳を迎えます
U^.^U
22
漂白の無情感なる街ならば
潰
(
つい
)
える者よそは真理なり
7
ため息を吐かれ生きてくくらいならひとりで暮らす花を飾って
14
冬忍び寒の戻りの風に耐えふるるふるふる小さき花は
15
泣き喚き「僕も死ぬんだ」銃抱くいつかの君が立ちし証言台
5
原稿を手荒く掴むその指で彼に正しく触れられるのか
7
まばらな白髪 約5センチ 生きてる証拠 でも黒く塗りつぶす
6
どこまでもどこまでもと続く線路 晩夏の空に蟠る雲
4
寝たきりでもう要らないがそのままに椅子に敷かれた防水シート
9
処理をする横で見ていて終わったら待ってましたとなさる猫さん
16
時代てふ神の見いだすこともなくしづみてゆくか水底に砂
7
たんぽぽが 踏まれて轢かれて育つなら 僕ら今頃マングローブに
9
雪やみて枯葉押しのけ顔を出す春を告げんとクロッカス見ゆ
26
リポDの代わりに甘酒すすりたる お疲れの吾を ねこが様子見(おかあちゃん、だいじょぶ?)
22
生きづらさ 持てぞ知りぬる 凡作の 平素な「生」の 有難みやら
10
辛
(
かろ
)
うじて 心紡ぐが 時間切れ 残機失ひ
彷徨
(
さまや
)
う如く
8
待ち切れぬ信号の紅向う岸 君の背中はもう第三者
10
掻き回す 柘榴の残り香 思いつつ 回し回せよ メリゴーランド
7
初梅の 災刻まれ 折れけれど 近して遠かれ 花の都や
3
女々しいな 放った君の 親指に 咲かせる小さな アイロニーの葉
8
ちょっとくらい体調悪くとも 「ありがとう」は 笑顔つくり言う お姉さんの親切に
14
極寒というほどでもなく 雀の子 いとにぎやかに鳴き交はすなり
25
本当に悪い奴ほど簡単に ごめんねごめん 安売りをする
7
こんなにも 地球は青く 丸いから 人の心も まあるくなぁれ
26
「記録的」 「数年ぶりの」推敲し 「顕著」で決めた気象庁かな
7
寒空に孫が届けし旅土産意外と美味く孫を褒めたり
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