あなたといる月火水木金土日ぜんぶ楽しいそれだけでいい
1
嫁ぐ娘に言いたいことは山のよう何も言えないバツひとつ
1
産声をあげて紅くひかりだす 夜明けに咲いた山の鉄塔
1
写真には撮っておけない君の顔 忘れぬすべがあればいいのに
5
我伸びるかぎりは夏というように 十月の空に向かう朝顔
4
あけがたのゾウはなにかをいいたげにいつもと違う色をしてる
3
若くても身体は先に壊れてく 心を守って、消えないようにと
0
夜更けに灯る家々のあかり 孤独を、照らして ひとつずつ消えて
0
新聞に ポタリと垂れた紅一点  必然なのか偶然なのか
2
身体は選べなかったということを忘れたように語るねみんな
1
来し方を見れば一緒に歩み来た 口笛吹きと吟遊詩人
0
ピーピーピー心笑われ悔しくて堪えた夜 ろくなもんじゃねぇ
0
のど飴の箱は緑と黄 積んで遊ぶ幼児ようじと見守るバイト
2
死ぬのなら 君を救って からにする 命は捨てて 得るものだから
0
愛でしか 君を救えず 僕でしか 君に話さず 無謀な勇気
0
一言が 君の心を 蝕んで 死に向かわせる そんな気がして
0
関りを 持たない方が いいけれど ここで逃げたら 男が廃る
0
ヤバいよね 君はホントに ヤバいよね 危ない橋を 渡ってるよね
0
死ぬなんて 遠い過去に 考えた 君にとっては 最近のこと
0
君こそが 本物なんだ 重症だ 命片手に 振り回してる
0
自殺など 考えたこと あるなんて 共感すれば ヤバいよ二人
0
夕暮れに 二人になりて 話する 暗い過去から 今の今まで
0
柿の実が たわわになりて 風誘う 秋の夕べは なぜか悲し気
0
地面へとベビースターがこぼれ落ち床が空なら満天の星
5
月見草 だいだい色にしぼんでも逢えた夕べの夢まだ見てる
1
いい短歌出来たと思って文字数えふざけるな55477
1
ぽろぽろと落ちていくのは音もなく木の葉の赤や黄にも染まれず
1
「ウクライナ なんてかわいそ!」 お前らのいい人ぶりっ子 儲けのネタだ
0
報復の報復が生むワッハッハ 兵器産業笑い止まらず
0
ノーベルもオリンピックもユネスコも 欧米さまの威張りの装置
0