君の名を 今年も書いた 短冊を しつこい男と 空が笑った
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文月の 訪れあれど 外の気は 水気多きに 外居りわろし
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露天から 顔だけだして もうでられぬ 昨日真夏日 今日花冷えの
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うちばかり 見つめていては 気の毒で 吐いたら吸って 違う自分を
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どこからか万両食べたヒヨドリの運ぶいのちの花に雨ふる
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ひと雨は、梅雨☂️でなく豪雨🌧️、熱帯化加速で、北へ逃避行
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忠孝のいづれか重き泣きながら父を諌める小松大臣
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暑すぎて、🏃‍♂️できず、お腹でる
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そろそろ孫の顔みたく、夢にでてくるかな、わらいがお❣️
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学生時代の同期、とめどなく喋り、澱みなく時間は過ぎた、いつまでも親友か☺️
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目凝らすも短歌うたのたねは見当たらず縦に降る雨 目を霞かすませり
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丹念にストレッチ済ましし吾が妻は腰いたはりつつ足の爪切る
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若夏の暑い日差しを塞ごうとすだれ垂らして打ち水をする
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この私ご覧のとおり爺なのよ三つの御世をまたがり生きる
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「ひばりって美空さん?」「いやいや違う『ストップ』の方だよ」わかるかな?(元祖?男の娘)
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ネットもねスマホも何もなかったのそれでも楽し時代でしたよ/普通…
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雪原を機関車がほら突っ走る「どつこい!どこい!」踏ん張つている/もっとわからないですよね…
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ヨーヨーを振り回し切るあの啖呵「何の因果かマッポの手先」/これはギリギリ大丈夫でしょうか?
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ブロンソンマンダムアロマは漢の香昭和むかしに絶えた剛き匂い/わからないですよね…
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本日は昭和を偲び戯れる訳わからぬを詠んでみるかな
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成金の猛きフェラーリ横並ぶ我が軽四のエンジンうなれ!
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青空にぽつかり浮かぶお月さま雲の合間に出でつ隠れつ/梅雨明けを待って
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腹に巻く尺の数字を二度見する嘘だと言つて体重計も/切実
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シュワシュワと現れ消える君の影 あの喫茶店で待ちわびている
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初めから最後の恋と決めていた 失うことも分かっていても
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変わらない君の横顔じんわりと色づき始めた二十歳はたちの夏は
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貴方からたった一言「綺麗だね」言って欲しくて今日も化粧ばける
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貴方のに映る私は嘘っぱち 鏡が照らす素顔すっぴんの眉
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じめったい夏が爽やかだなんてさ捻くれ者が言い出したんだ
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シーソーをギッタンバッコンと言う俺を キミはバカにしうんていをする
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