「徐脈だ」と胸に耳当て笑う君 これでも充分どきどきしている
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詠む人の想ひ伝わる 美しい歌を 「いいね」の拍手でたた
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コンクラーべ 根競べと音が似て 様子も似てると毎回思う(4回目見ます)
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植物の勢い勝る木の芽時 気圧され狂う人の脆さよ
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キッチンの一輪挿しにさくら草 小さきルビーの光を君に
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花散りて 若葉芽吹きし梅の木に たわわに実る夢ふくらみぬ 
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母さんの食事介助をする度に寄ってくる猫何当てにして
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悪よりも 正義の方が 怖いよね 不意に息子が 俺に問う朝
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この部屋じゃないがピッピと鳴るエラー鳥だと気付く早朝の音
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誰にでもおそるおそると触れ合って「へっぴり腰」の教科書にのる
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ぬいぐるみたちと毛布をわけあってページをめくるねむれないあさ
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ウトウトと いつのまにやら うたた寝を 二度寝三度寝 こんな時間に
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風さんはうっかり運ぶあいつらのロクでもなくもない人生を
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夕立がシャツを濡らして肉体はぼくと世界を分けるきっぱり
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ごめんなさい、言葉にするもおぞましくでもまだ家にある君の髪
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指先を少し濡らしてあなたへの切手を貼っています夜です
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季節外れの雪の歓びを知る人の思いの熱さで打ち上がる花火
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ごみ袋使えなくなる情報を知らぬ娘に渡す広報
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ゴミ袋変更なれど店に出ぬ買い置き袋は命拾いする
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どこまでも満たされないで走る背を 追いかけ捧ぐこの一雫
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予告なく来たらシャワーと夕ご飯だってあなたと母娘ですもの
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軽く薄く白くなりゆく父母の あらゆる重みを我が奪っている 質量保存の法則で
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血は争えないね 痛し痒しのその言葉 でも私は貴方を信じられるから
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草花は私を裏切らない 宣う母の愛おしげな横顔 我と視線は交わらじ
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一言の言葉にならない過剰さと非効率さがなんだと言うのさ
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レジ待ちの並びの表示が床にしかないコンビニはちょっと嫌いだ
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さあ飲めよ食えよ内から破壊せよ あの星までにこの身は重い
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今日明日と妻は留守なれど珈琲は二人分淹れ二人分飲む
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眩しさにさらされるたび痛感す どうかあなたも黒さを秘めて
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肥料撒き土を耕し汗をかくビニールハウスの中はもう夏
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