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疲れ果て雨中に眠る古帽子 子どもと夏は見送れたのか
7
君に会うそれだけの日を運命と呼び何も手に付かずぐるぐる回る
12
感情に なるまえ生ず 体内の かんかくつかむ ことばのまえに\f.
13
あめふって はなすぼめても あさがおは 弦ゆらしつつ なんか言ってる
15
いってから はなそなえても 自己満と きょうのわたしはじぶんあたる
13
よく噛んで食べなさいねと ねこに言い いい音だねぇと 褒めて育てる>再掲
17
移りゆく 季節に君を 忘れても 夏は切ない ままなんだろう
13
やさしさはどこまでいってもやさしさでやさしいだけじゃどうにもならない
6
期待せず、永遠は無し、そう生きた 君が入って矛盾が起きた
6
陽の位置に 追い立てられる こともなく 洗濯もなし 雨の休日
15
特急で 天の川銀河 通り抜け アンドロメダで かき氷を買う
6
夫婦仲 氷のように 冷えきりて 離婚届は 冷凍保存中
3
みずからの暗さを見つけるうれしさよことばは映すわれの心を
7
幼子の狂気はいずれ正装す歩いたり食ったり人間の生活
5
とりあえずオロナインでも塗っておくあとは寝てればいつか治るさ
9
ファッションショー始める前段階のイブ 背中の痛みが邪魔だ 消え去れ!
15
雨は好き?お見合い初日みたいな質問色んな君をもっと知りたい
7
たましいの充電中と言うきみは猫のお腹に顔を埋める
23
雨がやみ、風が止まって嵐去る。元日深夜のテレビの向こうで
4
街角のチョウセンカズラ揺れし午後 手を振る我が子の笑みが眩しい
7
日焼けした父の腕の薄皮をちぎれないようにはがしている
7
君のことちゃんと守るとこの声をかき消すほどの外に降る雨
10
忙しき盆の合間の刺し子にて平常心を取り戻す我
11
君がふと「好きだ」と言った花の名を 知らないままで「僕も」と答えた
10
諦めの悪い私の手の中で まだ落ちるなよ線香花火
14
マンモスが 氷のスーパーで アイス売り トナカイも並ぶ 涼しい商店街
3
猫撫で声 すり寄る君に 知らん顔 スネた途端に 爪を立ててる
3
汗だくで アイスとスイカ 食らいつき 川で魚と 戯れ日が暮れる
6
かき氷 こめかみツーンと きたもんだ 前世の記憶 急にフラッシュ
4
雨雫
(
あましずく
)
残暑の朝は 涼やかに 蝉は止みて
雨声
(
うせい
)
の独唱
21
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