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殺さぬが助けもしないよごめんねと 仰向きもがくカメムシに言う
24
つけ麺のもやしの下はまたもやしあとから麺の別皿が来た
10
背に浴びる
陽射
(
ひざ
)
し日に日に強くなり 押されるように職場に急ぐ
20
譲られた 専門店の ティーカップ いつものお茶が 深い
水色
(
すいしょく
)
12
いつまでも息切れだらけのこの日々に嫌気がさしては息を止めてる
10
普通とは違う出逢いだからこそどこか違うと夢を見すぎた
7
猛暑日と言え真夏日とまだ言うな 梅雨に挨拶してないでしょうが
9
目の前でゲロを吐いたおっさんを他人と思えぬ夕方の帰路
5
会社から貰ったコーヒー飲みながら悪口言うのが一番幸せ
3
6両の快速特急を8両目で待った誰かの眼差し
4
真夏日のグラデリップは君の前では意味を成さない
4
浴びていた
陽
(
ひ
)
を止めたのはいつからか ベタつくクリーム顔に塗り込む
8
待ち伏せてツリガネソウの昼下がり 蝶よ惑わず舞えそのままに
11
失言を取り消すことも叶わずに火傷しそうなシュウマイを食む
26
歩いたよ!ラインが届く
祖父祖母
(
ジジババ
)
に よーし、決まった今度のみやげ
13
気遣いの できる人ねと はめ込まれ 違うのほんとは 臆病なだけ
10
退屈な無声映画のスクリーン 惰性のままに時は流れる
11
鳥が鳴く海のベンチで沈みゆく夕陽の道をあなたと見たね
11
使う予定なくなり捨てたパッケージ コンタクトレンズのそれに似ている
7
(
げんげつ
)
幻月や 闇を照らして 明けの石 紫陽花咲けば 青に染まりし
11
夏の昼 道路に貼り付く照り返し 空へと伸びるセンターライン
12
笑ったりたまにするので楽しくもあるのだろうと恍惚の
人
(
母
)
13
梅雨が来ぬ ふと考える 通勤路 落ちゆく汗は 夏模様なり
9
年金を 語る役員 安定と 今の我らにゃ 何も響かず
5
暑いから豚の冷しゃぶが夕食です 誰かかわりに茹でてくれない?
8
airpods
(
えあぼっず
)
流れてくるはサントラでしばしヒロイン気取りの私
8
檸檬味の清涼菓子と水筒は夏の散歩の必需品也
6
小さめの丸いおにぎり目に当てて 目玉だよなんて娘が笑う
13
唐突にくるくる回るおねえちゃん 真似するおとうと月曜の朝
15
残骸の花びらの上に肥料撒く薔薇のシュートを待ちわびながら
12
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