ねずみさん(おもちゃ)かじられるので オヤツしよ ねこたちわくわく ならんでまってる
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夜光虫のあかりを頼りに逝く 自分のじゃないみたいな素足で
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牛乳を鍋で沸かしたあの頃を思い出しつつチンする今宵/おおさむこさむのこさむくらい!?
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投稿をする自信なく書きめるそれではやはり詠んだ甲斐なし
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ハムラーメン 「ポニョ」の真似して作りおる あれは厚切りハムであったかな
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光る月 小豆の海に 輝いて 柚子の香りの 餅入るぜんざい
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旅先の家族の姿浮かべつつ 予定飛ばして猫撫でる週末
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電車で睫毛の長い学ランの高校生がすやすや眠る
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推している画家の展示が一つでもあれば行きたい美術館に
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ストレスが溜まり癒しを求め行く場所はいつも美術館だ
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君がひとつ 覚えるたびに 捨てていく 心配という わたしの呪い
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朝日浴び雪虫溶けてしまわぬか冬のお便り配らぬままに
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昨日より更に冷え込むお勝手に冬のスリッパ今朝けさ履き始む
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見上げると十津川警部銀河まで 捜査の合間に飛ぶ練習
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古里の友よりおくらる庄内柿 一ケ月後には最後の一つ
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神話にもしばしば語られる無花果いちじくを見ればしのばる時空の時を
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おとうちゃん ゴホゴホいってる だいじょうぶ? チビ猫 ちょっとびっくりしちゃった
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無印良品むじるしの不揃いバウムを食む朝よ かぼちゃだけれど食べそびれてた
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デラウェア今は店では見掛けないむかし懐かし葡萄の味を
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まっすぐに 立ち並ぶ菊 我こそは 日本の美と 競うがごとく
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病んでいた心も楽になってきた 何着ていこうボッチで映画
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陶芸に洋裁・絵手紙・小旅行 生き方上手じょうず母見習いたい
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音信不通の淋しさしょうなり再会できたよろこ
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寒い冬 思い浮かべるやわらかな 湯気とわたがし線香のけむ
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突然に息子からきたプレゼント本物ならず猫カレンダー
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激痛の嵐の唸る夜の闇 朝の陽に凪ぐ詩歌うたの海見ゆ
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あなたから良い香りするラインきて触れた背中の熱さをおもう
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道すがら昔の友に似た人見かけ今じゃあんなに若くはないよね
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夫には言えぬ五文字をいつ言おう言えないままで終わるもいいか
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この人が若い私にこの指輪渡した頃の煌めきさがし
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