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詰め込んで溢れてもなお蓋をして短歌に母の弁当を見る
8
起きては寝ねてはおきてを繰り返す生涯のミニチュアがここにある
1
嵐去り 余韻纏いて 吹く風は 涼やかで秋 連れてきたよう
10
人混みに思わず取りし老妻の 思いの外の柔らかき手
27
大人なんだから連絡先くらい聞くのは自由でしょと回答
1
木造りの粗末な家で暮らしたい嵐の夜にサンマを焼きたい
5
朝早く避難警報発令され いつも通りの通勤通学
12
雨降るとつい思い出すあの歌が三十四年も昔で驚く/「雨」
8
傘をさし井上陽水『傘がない』雨に唄えば足取りかるく
11
長靴を履いたおっさん呑みにゆく土砂降りというほどでなければ
11
溜めた愚痴吐き出し爽快も束の間で 言い過ぎ後悔すぐ自己嫌悪
21
大雨が 少し途切れた午前中 洗濯物出す セミも鳴き出す
23
信濃へと向かう列車にふらり乗り一人気ままに旅などしたい
14
はじまりはいつも雨だと言うならば今日も何処かで恋が始まる /雨の朝
14
君の飲む姿見てるとひらがなの響きが似合う『みるくこおひい』
5
ひさかたぶり りんごシャキッと 甘酸っぱく 恋の味とは こうもあろうか
12
ちま猫に「さみしくなったらおいで」と言ひ そのとおり来る なんとも愛らし
17
窓にいて羽虫を食べて育つ子を別人と知る驚きの夜
8
興味からヤモリの寿命検索す十五 年とはかなりな長寿
11
吹き返す天然の風心地よしエアコン使う日々に疲れて
21
朝起きて 布団抜け出し 外を見て 御飯食べたか 思い出せない
6
アノヒトになりたいんじゃない あんな風生きていきたい愛撒き散らかして
10
日本
(
にっぽん
)
の 国土を全部 丸洗い 天が決めたか 遅き台風
19
久しぶりに会う旧友会わない
時刻
(
とき
)
互いに顔のしわが刻まれる
10
蚊
(
か
)
虻
(
あぶ
)
蜂
(
はち
)
蚯蚓
(
みみず
)
毛虫
(
けむし
)
百足
(
むかで
)
蛇
(
へび
)
そして
蛭
(
ひる
)
! これらが平気でないと農業は無理
9
台風は 人の視界を 惑わすか 落とし物目に 付く朝の道
6
母親を施設に預けひと安心 ちょっと読めない台風進路で/(介護)
18
早朝の微妙な空気の表現は 「涼しい」ではなく「暑くない」かな?
16
デコピン
(
大谷選手のワンちゃん
)
の始球式は夢の絵よ汚れた世界に至福のいやし
12
のろのろの十号台風氣が揉める早く日本海に抜けて行け
(
)
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