Utakata
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伸び切ってだるんだるんの時間ありソファーの上で液体になる
9
「あの星へ逃げ出しましょう」地球暦百億年のある夏のこと
7
勇ましいひこうき雲の跡昇る 積乱雲を突き抜け彼方へ
6
道端にネギが一本落ちている捨てておくのか拾っておくか
6
くるくると回るレコード催眠術気づけば踊る1人で部屋で
8
やさしくと自分で自分に言いかける ちょっとお疲れ心配ないない
26
我が
夫
(
つま
)
の作りしカレーは絶品で娘を誘う口実にもなり
28
介護って常に笑顔にならなくちゃいけないような雰囲気あるね/ひとりごと
29
熱帯夜 幾日目かとぼやきつつ 冷やした梨でささやかに秋
30
愚痴ひとつ言えない介護なんてのは健全じゃないと思うのです/ひとりごと
28
真剣な顔して足の爪を切る今まで過ごした過去切るごとく
10
懐かしさ覚えるものは多々あれど皺の数だけ幸福もある
13
教えてよ なにで瞳を洗ったらそんなにきれいな空を映せる?
9
なくしもの 探し続ける 夏休み
3
しんしんと 名付けられた様な君だけど 温もりもそこにはあって
3
丁寧に食った背骨を二つ折り 芥箱へと秋刀魚塩焼き
21
焼きたてにレモンをしゅっとしぼりかけ はらわた苦し秋刀魚塩焼き
27
はらわたの苦みにほっと安堵する 今年も会えたな秋刀魚塩焼き
19
正義とは同じ車にファッションにタバコにお酒間違わないこと
2
植え込みに 身を隠す如 公園の隅に 脱ぎ捨てられし
空蝉
(
うつぜみ
)
19
暑い夏 熱いしゃぶしゃぶ食べまくる エアコン冷えに芯から効くぅ〜♪/しゃぶ葉
22
友たちの惚気や愚痴が弾む
側
(
そば
)
アルカイックに佇む私
5
死語なるも ノンポリ
&
(
アンド
)
小市民 プチ幸せを やさしく包み
9
あぶらぜみ地に還らんか横たわる 蝶傍らに舞いのひとひら
11
暑いのになぜ今年も宇治行くの? 金時のせのカキ氷ねらい?(猫母さんに返歌)
13
朝ごはん作って食べて後片付け水を飲んだらUtakata補給
16
みんなして かわいいピンクをくれるけど(いやピンクもすきだけど) ねこ母の
気質
(
こころ
)
は 情熱の
緋色
(
あか
)
16
早稲の穂の実は健やかにふくらみて
暑風
(
あつかぜ
)
のなか初の刈り取り(加賀)
23
いつかまた 会える日信じて 別れ告げ 来たる日のため 生きる1日 / 遠くの親友へ
20
また吸った 不安の頓服 メンソール 言い訳ばかりを 考えている
12
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