あいしてる まさかわたしにそんなこと いうひといるとおもわなかった
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よくぼうは 煩悩として さける宗教。 ちにみちふえよと 肯定する宗教。\ニヒリズム仏教 資本主義にいたるキリスト教
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この母をなぜ責めぬのかあぁこれが大人になったと言う事なのか
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なみなみと注がれた苦悩ぶちまけて颯爽と行く苦悩の元へ
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ヴラドツェペシュの末裔はこんなにも月を緋色に染めただろうか
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ふと思う 固定観念 囚われて いるのは私 それとも世界
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いのちには声帯は無いだからわれ 貴方の代わりに歌わせてくれ
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YouTube ショートに流れるあの人は 君に似ている 気のせいじゃなく
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「連絡をしない」 にたどり着くけれど 線を増やして、やりなおすくじ
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おずおずと 青に踏み出す夕雲の雨後の和解を 受けいれようか
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あなたがずっと歩けるように何度だってその靴紐を結ぶ
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うら寂し思ふ身に入れタ空よひろごりてまま身に入らまほし
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なにもかもぼんやりだけど君のいる視界はいつも色鮮やかで
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これは夢だと気が付いた。君は私を好きにはならない。
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どれにしよ 今日の彼の短歌うた 想い出を 書きめている ノートを開く
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それでいい 君の決断 つらくとも 光目指して 歩いて行こう
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何一つ 脅かされない歳月の 空白がそっと首絞めてゆく
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本能に縋りつきたい君はさ、現代社会に不必要
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冷ややかな月の視線をやりすごす 他人と肌を重ねてもひとり
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ナデナデす ねこが応えて フミフミす ただそれだけで 癒える気がする
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ばらばらの呼吸が喉を震わせるごめんなさいがうまくできない
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香水と 制汗剤を 吹きかけて 汗にまみれて  宇宙の香り
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タイマーが切れてエアコン付け直し同じ景色を毎晩見てる
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友人宅 恋愛映画を鑑賞す こんな青春 俺には無かった
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やはり来た登山のみやげ筋肉痛これが最後の伊吹の頂き
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連休に 溜まった仕事を 消化する 新着メール 同類がいる
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上京し 夏の音が 物足りない 蝉もカエルも もっと鳴いてよ
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サウナより 暑く感じる 外気温 水風呂 あれば 整うのでは
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ほしいのは 時わすれるよな ぼつとうかん あのなつのひの えいがのような
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必要とされる自信がないものでわたしのペットは豆苗くらい
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