くら〳〵になって歩いた夏の日の金のゆうべにさみしさ覚ゆ
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ろーがんを かけずに読むと 連休が 産休にみえ 妻は毒になる
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あらためて 気づいた言葉に 打ち震え 桜梅桃季 俺でいいんだ
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【納涼】晩秋の けはいもとめて 南半球 感染ツアーで 幽霊船に
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虹雲が 朱雀のように 見えた時 この世に生きた 奇跡かと知る
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ものごとに 裏と表あり 必ずしも 裏がイマイチともかぎらない
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「ミキちゃんママ、別れたらしいよ」カフェオレの氷溶けきるママ友会議
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上映後ぽわんと灯る照明が映し出す君の照れた横顔
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水分は 喉渇かずとも 摂りましょう そうは言われても たまに忘れる
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旅立ちは 全てのものを 手放すことと 思い巡らせ 香を焚く朝
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茶ばんだ弁当に胡瓜の浅漬け8切れ乗せられ ババア、GJ
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補聴器に 遂に我もと 頼る年 型とりながら 去りし日思う
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それ日課? ウォーキングのように見えてくる ねこがリビングを うろうろうろうろ
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寝室に お気に入りの隅 見つけた猫 今日一番暑い リビングにいてね
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寝過ぎかな スッキリしない 頭イテ 熱中症でなければ良いが
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どの順にどこを押すの⁈と立ち尽くす 定期忘れて券売機の前
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被災地に申し訳無いが夕立をカエル干上ひあがる夏はいらない
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美しくせむと作りしものならず いや美しき 蜘蛛の巣の綾
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公園の百日紅さるすべり 池の睡蓮 濃ゆいピンクで 盛夏始まる
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同窓会 託す思いと 裏腹に 寂しき思い 影を潜めし
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すぐ泣くし わがまま言うし 怖がりだし そんな君だから愛せるんだよ
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「もういちど」 希望を捨てないその姿 そりゃ惚れるわな かっこいいもん
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君のこと ずっと応援 しているよ たとえどんなに 離れていても
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梅雨明けが 言われぬ今も 酷暑なり いったいこの国 何が起きんや
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つながって、古いうんちく、言おうか迷う、時代差に、意味わからんと、言われる恐怖
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放浪の 日々の思いを 発信し 生きることへの 逞しさかな
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やすい桃を買う 机のはしに置く 2〜3日は甘い香嗅いでられる
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異次元の初夏、連日の猛暑で、炎天下は、早朝7時頃から、あ・つ・い
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あついので、よく飲むos1、発汗の代謝もよろし、未だ梅雨明け前。
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私だけ置いていかれる 寒空の下で待っても誰も来ないや
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